更新日:2018年03月08日 16:13
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学校に潜む“隠れモンスター教師”たち――他校生徒に暴力、副業で風俗経営…

大人の社会では「働き方改革」、セクハラ撲滅運動の契機となった「♯MeToo」など、古い価値観から脱却しようとする兆しがあるが、学校はいまだに旧態依然のブラックボックス。暴力教師やブラック校則のヤバい実態を明らかにする。

教育現場にはびこる暴力&モラル崩壊教師

教師

※写真はイメージです

 最近は体罰の処分も厳格になり、教員が萎縮しているといわれている。  だが、北関東の公立中学校教師の鈴原夏雄さん(仮名)は、「なかにはそれを無視する前時代的な暴力教師もいる」と明かす。 「2年前、ウチの50歳の体育教師が練習試合に訪れた他校のサッカー部員を殴ってしまったんです。被害者の生徒はウチの学校で禁止している花壇の縁に座っていたのですが、知らなかったはずなので注意すれば済んだ話なんです。それなのに偶然それを見た体育教師は激高し、生徒の胸倉を掴んでビンタを5発も入れたんです。タブーである他校生徒への体罰をする教師がいることに正直驚きました」  後日、体育教師は被害生徒と両親に謝罪したそうだが、「自身の部活の教え子への体罰が露見して顧問を外された。教員なのに学習能力がなさすぎ」と呆れ顔だ。
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モラル崩壊によるトラブルが頻発
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