すき家で最もヘルシーな組み合わせは?最強ポートフォリオを組んでみた
疲労感を吹き飛ばす最強戦闘食「豚丼アタマ大盛・サラダ・ご飯少なめ・卵トッピング」
早い・安い・うまいに加えて、実はかなり健康的な牛丼屋のメニューだが、特に働く人にとって牛丼屋を利用する利点がもうひとつあるという。
「外食は野菜が不足しやすいというのは、皆さん多かれ少なかれ意識していると思いますが、実は肉・卵などの動物性タンパク質も不足しやすい傾向もあります。牛丼の肉はバラ肉が中心ですね。つまり、動物性脂質はたくさん摂っているんですけど……。肉類・魚系・卵など動物性タンパク質が良いのは、体が糖質・脂質の代謝を促すビタミンB1が共通して入っているという点。糖質をいっぱい摂ってこれをエネルギーに変える働きをするビタミンB1が不足すると、カラダに滞り疲労感に繋がるので、ビタミンB1を意識してもらうのは働き盛りの男性にとってすごく重要です。特に豚肉・卵はビタミンB1が多いので、豚丼・卵トッピングは疲労回復効果が期待できます」
場合にもよるが、豚肉は牛肉よりも脂肪分が少ない確率が高いというのもポイントとなるようだ。
最後に、牛丼屋に限らず食事の際は一緒に水を飲むことを心がけるのも大切。
「特に肥満気味の人は食後に喉が渇いて飲んでも、食前や食事中に水を飲まない傾向があります。水分摂取が少なく、脱水を起こすと汗もかきにくくなり、内臓の熱がこもって、内臓の働きが抑制されてしまうんです。そうして代謝が落ちると、熱中症になりやすくなるし、怠さが出て痩せにくい身体になってしまいます。ちなみに『喉が乾いたな』と感じたときは、すでに脱水状態。体内の1%の水分が抜けているときです」
忙しい外回り中も重宝する駅前にある牛丼屋だが、いくら忙しくても席についてコップ一杯の水を空けるくらいの余裕はあるだろう。最近、疲れやすいと感じる人は、コップ一杯の水と豚丼に卵のトッピングから、健康意識を高めてみてもいいのではないだろうか。<取材・文/伊藤綾>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
1
2
【関連キーワードから記事を探す】
「ダサい中年男性」がまず買うべき“印象が激変するファッションアイテム“トップ3
「高級クラブの美人ママ」が常連客の“モテない50代サラリーマン”と結婚した意外な理由
中年管理職は知らない「若手社員が辞めない会社」に共通する3つの特徴
令和の若手会社員が考える「理想の会社・上司」に共通する特徴
ユニクロの冬ボーナス、38歳で“160万円”の人も…有名企業8社の社員が明かす賞与額
たった4日のアルバイトで3.5kgの減量に成功。「多くの人がリピーターとして参加する」その魅力とは
「スマホを失くした」「人の名前が思い出せない」これらの症状は単なる物忘れか、アルツハイマー病の予兆?
Uber配達員を始めたら「2か月で6kg痩せた」56歳男性。日給は1万5000円以上になることも
元カリスマ“ビールの売り子”が明かすハードすぎる現場「月のバイト代が50万円を超えたことも」
ダイエット系サプリの治験に年4回ペースで参加する45歳男性が「一石三鳥」と語るワケ
この記者は、他にもこんな記事を書いています




