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“荒れるGⅠ”ヴィクトリアマイルは隠れた馬の適性を見抜けば一撃を呼び込める!

人気競馬ブロガー・予想家TARO氏に聞く、春GⅠ大予想」シリーズも第3回。  TARO氏は昨年、『回収率を上げる競馬脳の作り方』を上梓し、競馬関連書籍としては異例のヒットを記録。続編となる『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』が発売中だ。
TARO

GⅠ屈指の波乱が起こると言われるビクトリアマイル。TARO氏はどの馬を本命に推すのか……

 これまでの2回はガッチリとはいかなかったが、天皇賞(春)の週は青葉賞で6番人気のゴーフォザサミット、NHKマイルCの週はメトロポリタンSで7番人気のノーブルマーズに本命を打ち、見事的中を果たしているTARO氏。人気に左右されない独自の予想理論を展開するだけに、そろそろ大一番でドデカイ一撃がさく裂するか!?

2018年ヴィクトリアマイル TARO氏はこう読み解く

 NHKマイルCは、直線大外一気を決めた11番・ケイアイノーテックが差し切り勝ち。藤岡佑騎手が初のGⅠ制覇となりました。2着には距離短縮のギベオン、3着には17番・レッドヴェイロンが入線。厳しい流れというほどではありませんでしたが、各馬が差なく追走し、一団の馬群で進んだことで内がごちゃ付き、直線差しが届きました。上位3頭はいずれも前哨戦のレースで2~3着に敗れていた馬。東京マイルへの条件替わりで、上位馬の順番が入れ替わるなかなか難しいレースでした。僕の最終的な本命馬◎カツジは完敗! もっとも、中途半端なハズレなら大ハズレの方が良いと信じて、小さな失敗は気にせず今後の巻き返しに期待したいと思います。  さて、本題のヴィクトリアマイルですが、過去には三連単2000万馬券が飛び出すなど“GⅠ屈指の波乱レース”と言われる通り、今年も大混戦模様。牝馬同士の一戦ということで、引き続き波乱に備えておくべきでしょう。  ちなみに、毎週毎週波乱と言っているのでまるでオオカミ少年のようですが、今年の春GⅠは本当に難解なレースが多い。ですので、なかなか的中連発とは行きませんが、その分、どこかで一撃当てれば一気に回収できる予感がしています。ただ、来週は堅そうですが…っと、それは少し気が早いですね。  話をヴィクトリアマイルに戻すと、最大のポイントは 「上位5頭を含む大挙11頭が出走してきた、阪神牝馬S組」 1着 ミスパンテール スローを逃げ切り 2着 レッドアヴァンセ スローを先行粘り込み 3着 リスグラシュー 展開不利も差す 4着 アドマイヤリード 不利ありも差す 5着 ジュールポレール 好位なだれ込み 以下  8着 エテルナミノル 9着 ラビットラン 10着 ソウルスターリング 11着 デンコウアンジュ 12着 ワントゥワン 13着 クインズミラーグロ  なんと阪神牝馬Sから、これだけ出走してきます。当レースは5F通過61秒0というスローペース。結局、逃げたミスパンテールがそのまま押し切りましたが、この着順が本番で変わるのか、変わらないのか? その見極めが重要になりそうです。
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ベタに行くならリスグラシュー&アドマイヤリードだが……雨予報で“あのGⅠ馬”が浮上!?
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回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド

競馬関連の書籍としては異例の大ヒットとなった、競馬予想家・TAROの『回収率を上げる競馬脳の作り方』の第二弾。

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