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本田圭佑がハリルに触れた発言が炎上中。どうなる「腐ったリンゴ」問題

「背番号は協会とアディダスが決めている」

 しかし、この利益をもたらす構造こそが「腐ったリンゴ」の育つ土壌になってしまったとしたら、今後も同様の問題が繰り返されることになりはしないだろうか。少なくとも、現役の選手が「背番号は協会とアディダスが決めている」(2014年、当時の日本代表・遠藤保仁選手の発言)と投げやりになってしまう状況が健全だとは言えないだろう。  もちろんプロスポーツである以上、ビジネス面を否定すべきではない。だが、そのために“無理が通れば道理が引っ込む”状態を黙認する風土が出来上がってしまっているのだとしたら、危機的と言わざるを得ない。サッカー日本代表が、未来永劫にわたってキラーコンテンツであり続ける保証などどこにもないからである。  ハリル氏の訴訟について「我々、チームはもう、前に進んでいますから」と語った田嶋幸三会長(60)。だが、23年もの時を費やしてもなお腐った果実を取り除けない組織に前進する力はあるのだろうか? そもそも、その進行方向は本当に「前」なのだろうか?  多くの人は、限りなくNOに近い疑問を感じているはずだ。<TEXT/石黒隆之>
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