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「ロシアW杯、すべては初戦にかかっている」混乱する日本代表を英国人スポーツライターが分析

 もちろんコロンビア、セネガル、ポーランドと同組になった1次リーグを突破するのは容易ではない。 「シード国が優勝経験のあるブラジルやドイツではなくポーランドで喜ぶ声もあるようですが、力の拮抗したコロンビア、セネガルが同組になってしまったことは不幸。1位になる確率は高くなったのかもしれないですが、そもそも2位通過を狙おうとしていた日本にしたら、その可能性はむしろ減ってしまったのでは……(苦笑)」  それでも、もし日本が1次リーグを突破できたら、その先で対戦するのはおそらくイングランドかベルギー。英国人の氏にとっては複雑な状況だが、そうなれば日本にもチャンスがあるそう。 「日本とイングランドが対戦することになれば、日本に失うものはない。一方のイングランドは勝つのが当然と思われ、現地では“負けたら恥”と言われます。イングランドはそういうプレッシャーがかかったときに、めっちゃ弱いんです。ユーロ2016でも、ベスト16で格下のアイスランドに逆転されたら、硬くなってその後は何もできなかった(笑)。もし決勝トーナメントに進めれば、何が起きても不思議じゃないですよ」 【ベン・メイブリー氏】 ’83年生まれ。英国出身のスポーツライター。オックスフォード大時代に2度の留学を経て、’05年から大阪在住。現在はチャンピオンズリーグ中継などのコメンテーターも務める ― W杯日本代表がロシアで勝つ方法 ―
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