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「ロシアW杯、すべては初戦にかかっている」混乱する日本代表を英国人スポーツライターが分析

突然の監督交代劇によって大きな話題となったロシアW杯。果たして西野ジャパンはどう戦うべきなのか? 今回、日本在住の外国人記者に話を聞いた。

ベン・メイブリー氏

ベン・メイブリー氏

英国人記者が愛ある喝! ココがヤバいよ日本代表


 英国サマセット出身で’05年より大阪在住、日本でスポーツライターとして活躍するベン・メイブリー氏は、故郷イギリスの『ガーディアン』紙から日本代表についてのリポートを頼まれたが、ハリルホジッチ前監督の解任ですべてが白紙になった。「(依頼された時点で)W杯開幕まで1か月を切ったのに、(監督解任によって)日本代表はどんなチームになるのかも、まったくわからない。推測で書くしかなかった」と苦笑いを浮かべる。

 ただ、これほど危機的ではないが、過去にイングランドでも似たようなことはあったと振り返る。

「6年前のユーロ2012を控えたイングランド代表でも、当時のカペッロ監督が大会開幕の4か月前に突如、代表監督を辞任したことがありました。そのとき、結果はどうだったかといえば、監督が代わったことで意外にもチームは安定してベスト8進出。準々決勝でイタリアに敗れはしましたが、時間がないなかでシンプルに守備を固めたことが奏功しました」

 W杯は短期決戦。日本代表も、キッカケ次第でどう転ぶかはわからないと氏は言うが……。

「冷静に予想すれば、日本は1次リーグ敗退です。ただ、日本人ですらどんなチームになるかわからないってことは、対戦相手はもっとわからない(笑)。それがサプライズに繋がるかもしれません。今はネガティブなムードに国民が包まれていますが、初戦で勝てばすべてが変わります。そもそも日本はこれまで前評判のよかった’06年ドイツ大会や’14年ブラジル大会は失敗しているのに、問題だらけで臨んだ’10年南アフリカ大会はうまくいったじゃないですか!」

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グループ2位になるのが1位になるより難しい

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