更新日:2022年12月30日 10:26
エンタメ

“在宅アイドル”負け組の嘆き。ライブ配信で心をすり減らし収入はわずか

トップは月に1000万円!? 底辺を這うのは地底アイドル

 在宅アイドル事情に詳しい豊沢朱門氏は、そのヒエラルキーについてこう語る。 「トップは最高で月1000万円ほど売り上げる。また最近は中国、台湾のアプリが多いので、中国語ができてほどほど可愛いというコが一番稼ぎますね。ただ、それはほんの一握り。最近は時給1500円にノルマ月30時間と歩合(投げ銭)といった契約が多いですが、こなすのが難しいため他の仕事と掛け持ちするコも多い。その下が、知名度も人気もイマイチな“地底アイドル”層ですね」  地底アイドルは通常、オフィシャルアカウントではなく、一般人扱いとなるアマチュアアカウントを割り当てられてしまう。そこで、“オーガナイザー”の出番である。 「オーガナイザーは女のコにオフィシャルアカウントを取らせると投げ銭からマージンを受け取れる。そのため、『オフィシャルアカウント贈呈』をエサに地底アイドルを集めるイベントをやる人も多いですが、あまり儲からないですね」  一方、芸能人やSNSで人気のあるコには配信アプリからダイレクトにオファーが来る。出発点からすでに格差があるようだ。
ネット副業は生き地獄だった

在宅アイドルの格差図

【豊沢朱門】芸能プロデューサー 株式会社アセティア代表。週刊誌記者などを経て、現在はアイドルプロデュース、オーディションの企画運営、キャスティング、映像撮影、芸能関係の制作等を行う ― 負け組が激白[ネット副業は生き地獄]だった! ―
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