「パパ活始めたけど全然稼げない…」パパ活女子が増えすぎてパパ争奪戦が加熱
若い女性が経済的に余裕のある男性(パパ)を見つけ出し、食事やデートをすることで金銭的援助を受ける「パパ活」。その関係が“一線”を越えることもあるためグレーな存在として一昨年ごろからネット上で散見されたワードだが、昨年にはドラマの題材にもなったほか、今年に入ると「パパ活するなら○○!(某マッチングアプリ)」と書かれた巨大な看板広告も都心随所に登場。世間の認知度が日に日に増しているなか、「私もパパ活やりたい!」という“パパ活希望女子”も増え続けている。
「私も今年に入ってからマッチングアプリでパパを探し始めました。パパ活やってるコは前から大学にそこそこいたけど、派手なグループのコたちだったし『私には縁がないかな』ってずっと思ってたんです。でも、昨年末ごろから一番仲が良い友達までもがパパ活を始めて、『何度か食事に行ったらコレ買ってもらっちゃった~』ってブランドモノのピアスを見せびらかされて……。『えっズルい! やっぱ私もやる!』ってすぐにアプリに登録しました。(笑)」
そう語るのは、都内有名私大に通うアミさん(21)。友人に負けじとパパ活を始めてみたものの、いまだにブランドモノを買ってくれるような羽振りのいいパパとは一度も巡り合えていないという。
「食事に1回行って1万円もらえるかどうか。5000円のときもありました。『ホテル行ってくれたらもう1万円あげる』と言われたこともありますが、おじさんとエッチするのは考えられなかったし……。というか一番意外だったのは、食事に行ってくれる“パパ候補”自体がなかなか捕まらないんです! 半年パパを探して、食事にまで繋がったのはまだ4回だけ。こっちも必死にならないとパパさえ見つからないんだなって……」
おじさんと食事やデートするだけでラクに稼げる――。そんな軽い動機からパパ活を始めても、現実はそう甘くないということか。こうしたパパ活を取り巻く現状について、過去10年で総額1億円以上を“援助”してもらった“元プロ愛人”にして現在は国内最大手の交際クラブ「ユニバース倶楽部」にて男女の仲介コンシェルジュを務める七瀬結氏がこう語る。
「よくバラエティ番組で『私ぃ~、月500万円契約で~』なんてモザイクで話す女性が登場しますが、あれは番組側の“演出”が大半。私がコンシェルジュを務めるユニバース倶楽部だけでも登録女性は7000人います。対するパパの人数はその3分の1程度。つまり援助を希望している女性の“供給過多”になっているというわけです。『お金を稼ぐ』という目的ならば、普通にアルバイトやお仕事をしたほうが効率性は高いと思いますよ」
「パパ活」の認知度が高まった結果、パパを探す女性の数はパパの数をはるかに越えるまでに増加。稼げる女性と稼げない女性に大きな差が開き始めているのだ。驚くことに、前出の七瀬氏がコンシェルジュを務めるユニバース倶楽部では、そんな“パパ争奪戦”に勝つための「パパ活女子向けセミナー」まで開催しているという。果たして、パパ活女子の“稼げる”“稼げない”を分け隔てているものはなんなのだろうか?
パパ活を始めても、全然稼げない女たち
今や「パパ活女子」の“供給過多”状態に
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