5位…乳首まわりの毛(32人)
そう言われれば、乳首まわりにちょろんとした毛が数本伸びている男性は確かに少なくない……!
「これはシンプルな理由で、ビジュアルがキモいということでしょう。ただ、この乳首毛に関しては毛抜きで抜けばすむだけの話なので、数分間あれば処理可能。処理が簡単だからこそ、処理していないと女性はドン引きするという側面もあるんでしょうね」(堺屋氏)
続いてランクインしてしまったのも、やはり“毛関連”。ここは乳首毛と違って、数分で処理するのは困難なように感じる。
「ギャランドゥの場合、濃すぎると嫌われる傾向にありますが、それほど濃くなければドン引き対象にはなりにくい。ですから、あまりに濃すぎる場合は、ハサミでチョキチョキして短めにカットしておきましょう。ハサミカットもほんの数分でできる処理ですが、だいぶ“キモい”印象が緩和されますよ」(堺屋氏)
3位…水から上がった後のハゲ頭(41人)
普段はセットでボリュームを出してごまかしていても、水に濡れると一気に薄毛がバレるという悲惨なパターンは確かにありそうだ。
「悲しいかな、日本女性は薄毛男性に極端に冷たい傾向にあります。きっと、欧米人は薄毛でもダンディで色っぽい男性は多いですが、日本人で薄毛が似合うタイプがなかなかいないからでしょう。これに関しては、『頭髪は濡らさないように泳ぐ!』という地道な作戦が、最も有効に思えます」(堺屋氏)
2位…メタボな腹(42人)
この2位のメタボ腹と、4位のギャランドゥのコラボレートは、言わずもがな最悪のコンビとなるが……。
「ギャランドゥであれば、ハサミカットすればドン引きされる確率は下がりますが、メタボ腹はすぐにどうにかできるものではないのが玉にキズ。女性陣は、ちょっとポッコリ出ているぐらいであれば、ご愛嬌と笑ってくれる場合もありますが……。最も嫌われるのは、全体的にはガリガリ体型で、腹だけが出ているというタイプ。これはもう、ドン引きされるのは覚悟してください(苦笑)」(堺屋氏)
1位…胸毛(46人)
ワースト1に輝いてしまったのは…胸毛!! 約半分の20代女性がドン引きするという、驚異的なドン引き率でトップをかっさらった形だ。
「胸毛はある種“ムダ毛の代名詞”的ポジションなので、女性たちは真っ先に目がいってしまうんでしょう(苦笑)。だからといって、きれいに剃って処理する勇気がわかない人も多いと思うんです。肌が黒いと目立ちにくくなりますが、日焼けしていない真っ白な肌だと、余計に目立ってしまうので要注意ですね」(堺屋氏)
20代女性がほぼドン引きしない男性の体は?
前述したとおり、今回のアンケートは20代女性100人に約20箇所の中から、複数回答可で海やプールでドン引きする男性のボディを選んでもらっている。
そこで参考までに、女性たちからの投票が5人以下だった、ほぼドン引きされない体を紹介しよう。
浮き上がった血管(2人)
日焼けして真っ黒な肌(4人)
筋肉質な体(4人)
もも毛(5人)
うで毛(5人)
「日焼けして真っ黒な肌や筋肉質な体は、そもそもやりすぎなければ女性に好印象を与えるポイントですので、5人以下なのも納得。浮き上がった血管は、血管フェチの女性がいるぐらいですから、むしろセクシーに見てもらえるでしょう。注目したいのは“毛関連”のもも毛とうで毛。ワースト10に続々ランクインした“毛関連”勢ですが、ももとうでに関してはほとんどの女性が気にならないという結果です。これは、致し方ないという見方をしてくれる女性が多いのと同時に、『むしろ色っぽい』と好意的にとらえてくれる女性もいるようですね」(堺屋氏)
余談だが、堺屋氏いわく、ワースト10にランクインしているいくつかのドン引きポイントを、一挙に解決できる方法があるという。