更新日:2018年08月30日 15:27
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男性ホルモン治療のデメリット…ハゲる、精子が減るって本当?

「最近なんだか疲れが抜けない」「イライラしやすくて、集中が続かない」「何をするにも全然意欲が湧かない」…………中年期に感じがちな原因不明の体調不良の原因は『男性ホルモンの減少』の可能性があるのだという。 男性ホルモン

ハゲる? 精子が減る? 男性ホルモン治療にデメリットはある?

 生活習慣の改善に取り組んでもホルモン値がどうにも上がらないとき、最終手段としては「男性ホルモン補充療法」がある。 「男性ホルモン補充療法には筋肉注射と塗り薬とがあります。注射は一度に多量の男性ホルモンを投与するため、患者さんが効果の実感を得やすい。塗り薬は、その日ごとに適量の男性ホルモンを補充するので、自ら自宅ででき、症状が落ち着いてきた男性であれば、手軽に利用できる利点があります」(日本抗加齢医学会専門医の小山太郎氏)
男性ホルモンの減少

男性ホルモン補充のための塗り薬「グローミン」(大東製薬工業)は市販薬なため、処方箋がなくても購入は可能。手軽に男性ホルモンを補うための手段としては有効だ

 しかし、気になるのが男性ホルモンを高めることへのデメリット。一説によると男性ホルモン治療をすると、薄毛と精子減少が進行すると囁かれているが、果たして真相は? 「男性ホルモン補充療法で用いるのはテストステロンという男性ホルモンです。薄毛はジヒドロテストステロンという別の男性ホルモンが原因で起こりますので、男性ホルモン補充療法をしたから、薄毛になるというわけではありません。また男性の薄毛には治療薬が複数ありますので、薄毛にも悩んでいる場合はそれらを併用していただくことも可能です」
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ホルモン投与で精子は減少する?
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