では一方の精子の減少は？ 精神科医の和田秀樹氏は次のように解説する。 「男性ホルモンを投与すると、精子を作る能力が衰え、精巣が委縮する危険性があるので、これから子供が欲しい人には長期の継続的なホルモン注射はおすすめできません」 　ほかにも健康状態次第でリスクはあるため、ホルモン投与には事前の診察が必須。だが、人生を豊かにする選択肢として検討する価値はある。 ＜取材・文／藤村はるな　高島昌俊＞ ― 体調不良の原因は［男性ホルモンの減少］にあった！ ―