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『全力!脱力タイムズ』の制作現場は刺激的…放送作家・カツオが語るテレビにかける思い

「テレビがつまらなくなった」といわれる昨今。でも、本当にそうなのだろうか? さまざまなメディア、デバイスが登場し、動画コンテンツが溢れる今だからこそ、ちょっと真剣にテレビを見てみませんか? きっと、テレビはめちゃくちゃ面白いはずですから。

放送作家・カツオ氏

放送作家・カツオ氏

未来を切り開いたカツオの一手


「高校生の時に自分が表に出るか、自分が作ったものが表に出るか、どちらかの仕事に就くっていうのは決めてました。役者か、CMプランナーか、放送作家になろうと思ってましたね」

 そう語るのは、多数のレギュラー番組を持つ放送作家のカツオ氏。大学入学後すぐに「劇団盗難アジア」を旗揚げ。もの作りの現場に身を置いた。

「“自分が出る”劇団を立ち上げて、そこで売れっ子になるっていう物語を描いていたんです。でもなかなか集団活動というのは難しくて、1年たった頃から、劇団をやりながらも個人で活動できる放送作家もやらなきゃって思って始めました」

 旗揚げから1年。800人以上を集客する人気劇団の主宰を務めながら、放送作家としてのキャリアをスタートさせたカツオ氏。大学卒業後に選んだのは、やはり放送作家の道だった。

「初めて地上波の番組に呼ばれて行ったら、広い部屋に若手作家が20人くらい集められていたんです。そこで皆でネタ出しをするように言われたんですけど、どうにかココにいる同世代との“違い”を見せなきゃと思い、翌週の会議で皆がペライチのネタ案を出す中、自分はネタを500ページ分の台本にして出したんです。そしたら、案の定『コイツ誰だ?』ってなって。ネタ出し作家じゃなく構成で入れてもらえることになったんです。自分はこれを『カツオの一手』って呼んでいるんですけど(笑)」

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特に刺激を受けている番組がある

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