エンタメ

日テレと真逆の番組作りを…「池の水ぜんぶ抜く大作戦」の伊藤P、テレビマンの心意気を語る

 話題の番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京)。担当するのは「伊藤P」の愛称で知られるテレビ東京の伊藤隆行プロデューサー。

「企画書を書かないのは死んでいるのと一緒」というテレ東イズムのもと、毎日のように企画書を書き続け、企画力を鍛えた。そして入社4年目で制作局へ異動し、バラエティの世界へ。28歳のときに手がけた『ダチョウ&さまぁ~ずの若手で笑っちゃったよ!』という特番で、さまぁ~ず、劇団ひとり、おぎやはぎと出会い、『大人のコンソメ』『ゴッドタン』『怒りオヤジ』『モヤモヤさまぁ~ず2』など、のちの人気番組の起点となったという伊藤氏。特に話題となったのが冒頭に紹介した『緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦』だ。昨年1月に放送された第1弾から話題を呼び、高視聴率を連発。今年4月からは月1回でレギュラー放送されている。

「僕は、制作現場で口癖のように言われる『企画に保険がない』とか『もうやり尽くされてる』という言葉は使ってはいけない言葉だと思っています。『池の水を抜くだけの番組』だって、ホラ、まだあったじゃん!って」

 視聴率という結果で、テレビの余白と新たな可能性を提示した「池の水ぜんぶ抜く」。同時に、環境問題にも一石を投じた事でも話題を呼んだ。

「番組を通して『外来種』という言葉を知ったり、生態系に関する課題を知ったり、そういった意味では日本人の文化度の高まりに少しは貢献できているんじゃないかと思っています。子供にも、大人にも、伝わるものは伝わったというか。テレビを作ってきてそう思えたのは初めてかもしれません」

次のページ 
視聴率三冠王の日テレとは逆を行く

1
2




おすすめ記事