妻との別居で“汚部屋”に住む男が、レコード40箱分を処分できたワケ
次に部屋の整理整頓だ。実は山積みの段ボール箱の中身はほとんどが昔集めたレコード。「命より大事なレコードを売るなんてとんでもない!」と強く抵抗していた田端さんだが……。
「いらないものを捨てるという発想ではなく、自分の世界観を際立たせるものだけ残すという感覚が大切。自分の感性を表現するつもりで楽しむこと」
片づけ心理研究家の伊藤勇司氏の言葉に従い、ニルヴァーナやオアシスなど’90年代の洋楽を中心に5箱分をしぶしぶ中古レコード屋に持っていくと、2万円弱と予想以上の収入に。
「思えば、持っているほとんどの曲はSpotifyなどのサービスでいつでも聴けるんですよね」
最終的に40箱ものレコードを売却。キレイな部屋と15万円弱の臨時収入を得たのだった。
― 捨てまくる技術 ― 1
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