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競馬で負けている人の3つの共通点

競馬予想家・TARO

競馬本としては異例の重版を重ねた『回収率を上げる競馬脳の作り方』の著者でもあるTARO氏。最新刊『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』も好評発売中

 祝!『勝SPA!』新装開店!

 というわけで、ギャンブルを専門に扱うSPA!のコーナー『勝SPA!』が始まるとのことで、ありがたいことに早速原稿の依頼を頂いた。テーマは、「競馬で負けている人が陥りがちな3つの罠」である。そこで私、競馬予想家・TAROが負けている人に共通する3つのポイントを解説したいと思う。これらを実践することは必勝法ではなく、言うなれば“必敗法”である。負ける理由を見つければ、勝ちへの道が自ずと拓ける……と言うワケなのだ。

 しかし、勝つための情報が載るはずの『勝SPA!』で負ける人の話を書くとは、これはまた、開店早々景気が悪い……いやいや、ギャンブルとは勝つことよりも負けることが多いものだ。勝つことは容易ではない。しかし、負けないことは可能だ。もはや禅問答のようだが、負けないことが勝つことへの第一歩。そこでまずは、どうしたら勝つかよりも、どうしたら負けるかを知っておきたい。

 かくいう私も、14歳から競馬を始め20年余り、数多くの敗戦を積み重ねてきた。その中で、確実に言えることは負けにはパターンがあるということだ。必勝法はないが、“必敗法”はある。そこに陥っていては永遠に勝つことはできないだろう。そこでまずは、典型的な負けている人の特徴を3つ挙げた上で、その改善策を練っていこうではないか。

1、予算が決まっていない


 まず大事なことは予算の設定である。中央競馬ならば毎週末、基本的に土日は競馬の開催がある。1週間、1か月、あるいは1年間でだいたいどれくらいのお金を競馬に使うのか?

 ギャンブルにおける予算とは、すなわち『負けの最大値』である。仮にスッカラカンになったとしていくら負けるのか、この金額を把握していないと、底なしの泥沼にハマることになる。何より、競馬はJRAだけでも1日最大36レース、3場開催の場合は土日合計72レースもあるのだ。予算の設定をせずに、負けたら次、負けたら次、と買っていくともはやキリがない。そこで、週末の2日間、1カ月間、1年間といったスパンで予算の設定が必要になる。クレジットカードにも限度額があるように、馬券にも限度額があれば安心して買うことができる。また、競馬において怖いのは、

「取り返してやろう!」

 という、悪魔の囁きだ。

 この誘惑に勝つためにも、まず始める前に予算の設定をしておきたい。競馬は毎週続く。取り返すチャンスは翌週にすぐ訪れるのだから、焦ることはないのである。

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今すぐやめよう他人の決断に任せること

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回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド

競馬関連の書籍としては異例の大ヒットとなった、競馬予想家・TAROの『回収率を上げる競馬脳の作り方』の第二弾。





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