“ファミレス呑み”ならサワー1杯100円強。最強コスパ店3選を杉作J太郎がオススメ
かつては安く呑む時の力強い味方だった「和民」や「白木屋」などの大手チェーン居酒屋。しかし近年は若者たちの間で安くて美味しい立ち飲み屋や大衆居酒屋で呑むのが定番化したことで、客足が遠のき苦戦を強いられている。またファストフードやファミレスなどでのちょい呑みも定番化したことで、大手チェーン居酒屋の凋落は加速度を増した。
だが、そんな世の中の流れとは関係なく、吉野家がちょい呑みブームの火付け役として2016年に「吉呑み」を始めた遥か昔から、“ファミレス呑み”を実践していた猛者がいる。漫画家、ライター、タレント、俳優、映画監督、ラッパーなど、多方面でマルチに活躍する男の墓場プロダクション代表の杉作J太郎氏だ。
「ファミレスで飲むことが市民権を得る前から、焼酎のボトルとドリンクバーを注文して、いろんな割り方を楽しむという飲み方をしていました。後輩を引き連れて、人目なんて気にせず呑んでましたねー。正直、他の客が僕たちと同じように呑んでいる姿を見たら、『あいつ大丈夫か?』って目で見てましたけど」
ちょい呑みが一般化すると、ファミレス側も呑み助に向けたメニューやサービスを提供するようになる。そんな中で、ちょい呑みブームの前から一貫して杉作氏が推奨するのが「ジョナサン」だ
「焼酎のミニボトル(180ml)とドリンクバーがセットになって499円(税抜)ですからね。居酒屋だったらサワー1杯分の値段で、頑張れば4杯いけるんですよ。食事は作りたて、チャージはなし、エアコンも快適、もう言うことなしですよ! 最近、『ジョナサン』はおつまみメニューも充実していますけど、ただでさえ安いのに、そこまでケチケチしたものは頼みませんよ。いくら僕でも、そこまで悪いことはできません。なのでステーキなんかを頼むんですけど、それでも会計の安さは異常ですからね」
数あるファミレス店が競い合うようにちょい呑みメニューを充実させる中、最も衝撃を受けたのは「バーミヤン」だと言う。
「何といっても『バーミヤン』がすごいのは、黒霧島をボトルキープすることができるんです。しかも1249円(税抜)と酒屋で買う値段に毛が生えた程度で、ボトル専用のドリンクバーも150円(税抜)で追加できます。中華料理屋だけあってドリンクバーはプ―アール茶などのお茶類も充実していて、時間制じゃない店舗なら閉店時間まで持ちますね。酒のつまみは、ただでさえドリンクバーで忙しい中、単品で頼むのは慌ただしいですから、火鍋しゃぶしゃぶの食べ放題コースを選ぶことが多いです」
焼酎+ドリンクバーを実践してきた杉作J太郎
「ジョナサン」は499円でサワー4杯いける
「バーミヤン」は黒霧島のボトルキープが1249円
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出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集も務める。
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