デジタル

スマホの容量がパンパンな人へ、デジタル整理の心得

 積み重なるモノの山、溜まっていくゴミ、探し物にかかるロスタイム……わかっちゃいるけど捨てられないのが人の性。男の家は油断するとつい“汚部屋”になりがちだが、ちらかった環境は人のやる気をも削ぐ。すなわち、人生の停滞感はこの“捨てられなさ”に起因しているとすら言えないだろうか。それは“汚部屋”だけでなく、スマホでも同じことが起きている――。

捨てまくる技術

スマホの中身をスッキリ! デジタル断捨離の心得


 録画したテレビ番組を移して通勤中に視聴したり、アプリやゲームのデータ量が肥大化したりと、スマホはいつも容量ギリギリだ。これを整理するコツについて、デジタルライターの小口覺氏に解説してもらった。

「確かに、諸々のコンテンツは、スマホの容量を圧迫する要因です。しかし、動画はネットの定額配信サービスが充実しています。それらで視聴できるコンテンツなら、データを端末に残さず、視聴時だけダウンロードするのを基本的なスタイルにしましょう。アプリの場合は、設定画面のストレージ情報から、各アプリの占有データ量を一覧できます。使わないアプリの整理に役立ちますよ」

 ただし、自分で撮った写真や動画は消すわけにもいかない。この残し方が課題だという。

「おすすめなのは“すべて残す”というデジタルならではの逆転の発想です。勘違いしがちですが、現実のモノ(=場所を取る)と、デジタルデータ(=ストレージの容量を食う)を同じ構図でとらえる必要はありません。なにしろ、データは現実の空間を圧迫しませんし、検索機能という強みもあります。断捨離で大変なのは取捨選択の判断ですから、その労力を省けるのは大きなメリットです」

 残し方にも秘訣がある。大容量HDDやクラウドストレージを用意して、データはその中へ逃がす。これでスマホはスッキリだ。

「私はバッファローの『おもいでばこ』というネットワークHDDで、家族とデータを共有しています。データ転送も楽ですし、整理の手間も家族に丸投げできるんです(笑)」

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Gmailの容量が限界の時は?

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