雑学

何を言っても女性社員から「セクハラ扱い」される…おっさんたちの被害報告

 ’17年に米国で映画プロデューサーのセクハラが告発されて以降、世界的な拡大を見せた#MeToo運動。その運動は大きな支持を集め、世の多くの男性も後押ししているが、その中では「自分たちもおっさんというだけで女性から虐げられている」という男性の声も少数だが挙がっていた。

 そこでSPA!は40歳以上の男性100人へのアンケートと中年男性への取材を実施。世の男性たちが“おっさん”というだけで虐げられている事例や、何げない行動をバカにされたり、冷遇されたりする事例が数多く確認された。SPA!はそのような被害を「おっさんたちの#MeToo」と命名。アンケートで被害の声が多かった職場の事例から見ていこう。

おっさんたちの#MeToo

「部下・後輩」を食事に誘っても飲みを奢っても陰口ばかり


 女性社員が直接の部下、後輩だった場合、その陰湿なおっさんいじめはより露骨になってくる。

「40代独身なので、部下の女子たちからマザコン扱いされる」(45歳・SE)
「独身というだけで、性格に難があると噂される」(44歳・薬品)
「女子の後輩とぶつかっただけなのに、おしりを触ったと睨まれた」(47歳・会社員)

など、おっさんへの先入観が生んだエピソードのオンパレード。

「女の後輩とキャッシュオンの店へ飲みに。もちろん自分が奢っていたが、トイレに行った時に1回だけ、彼女にお金を払わせてしまった。後日、会社で『後輩に全く奢ってくれない、ケチな先輩』と噂される羽目に」(40歳・証券)

 という一瞬の隙を突かれた悲惨な話も……。だが、これらのエピソードは、まだかわいいほうだ。

「既婚者だが、酔って後輩女子と肉体関係を持ってしまった。その場では『お互い会社では、割り切って働いていきましょう』と話していたのに、なぜか彼女は会社のセクハラ窓口に相談。結果、既婚者が悪いという理由で自分だけクビになった」(45歳・証券)

 また、その気はないのにハラスメントだと批判する“ハラハラ”女子社員も厄介な存在だ。

「入社2年目の若手女子社員と日帰り名古屋出張を終えた後、帰りの新幹線まで少し時間があったので、ホームにあるきしめん屋へ行こうと誘った。彼女は表情を強張らせ、誘いを断ったため、そのまま食事せずに新幹線に乗ったが、会話は一切ないまま。

 おかしいな、と思っていたら、後日、上司から『Aさん(女子社員)が、君から食事に無理やり誘われたと訴えているが本当か?』と尋ねられることに。上司は理解してくれたが、社内では悪い噂が立ち、女子社員から嫌われた」(41歳・商社)

 出張帰りの新幹線に乗る前、ホームのきしめん屋に誘っただけで、セクハラ扱い。おっさんはもう女に近づくなと言わんばかりだ。

おっさんたちの#MeToo
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同じことをしても男ならセクハラ、女なら許される

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