ユニクロでダサくなってしまう人の共通点/チノパン編
「モデルが着ている写真はカッコいいのに、自分が着るとイマイチなんだよな」
「本当におしゃれな人はユニクロを着こなす」という言葉どおり、着る人の個性が浮き彫りになるユニクロ。
シンプルでベーシックな服を追求しているからこそ、「アイテムの性質」「アイテム同士の相性」など、知識の有無でその完成度は変わります。とくにオフィスカジュアルの分野でユニクロを着用する場合、その差が顕著に現れます。
服に無頓着な人がユニクロを着るとどうなってしまうのか。『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』の著者が、その陥りがちな盲点と解決策をお伝えします。
「同じ絵を見ても感想が違うように、同じ着こなしを見ても、着眼点は人それぞれ違います」
年齢以上に、印象がよく見える男性がいます。もちろん、顔の造形もあるでしょうが、原因のひとつにパンツの太さも含まれるはず。パンツ選びには、各人の服の考え方が表れるからです。
服を着る目的は人それぞれ違います。着心地を優先する人もいれば、見た目のキレイさを重視する人もいます。どちらが正解というワケではありません。ですが、オフィスカジュアルとしてユニクロのチノパンを選ぶとき、幅が太いタイプは野暮ったい印象になりがちです。
ダボッとしたシルエットもさることながら、何よりゴワついたシワが原因だと私は見ています。スラックスとは異なるコットン地だからこそ、シワがゴワついて見えるのです。
アイロンを掛けていないシャツ同様、その見た目はキレイとは言えません。
ところが、着心地のみ優先させて服を選んでいる男性は、そもそも自身の野暮ったさに気付いてない可能性があるのです。では、ユニクロでチノパンを選ぶとき、どの型が正解なのでしょうか。
ユニクロでは3型のチノパンを用意しています。スキニーフィット、スリムフィット、レギュラーフィット。
足の肉付きによって最適な型紙は変わりますが、どんなに足まわりがガッチリしている男性であっても、スリムフィットチノでほぼカバーできます。
30~40代のオジサン!?チノパン選びの落とし穴
ユニクロでチノパンを選ぶときの正解は?
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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