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元フィギュア・村上佳菜子が大ブレイク。タレントに転身した元女子アスリートたち

北斗晶  夫婦で好感度タレント街道

 テレビ出演の多さから高い知名度を誇るのが、かつて全日本女子プロレスに所属していた北斗晶(51歳)。1985年6月にデビューしてから連戦連勝を重ね、新人らしからぬ快進撃で話題に。右膝に大ケガを負い、傷口から中の骨が見えているにも関わらず試合を続行しようとしたエピソードを持つなど、飽くなき闘争本能を備えた選手だった。  そんな北斗も2002年4月に現役を引退。現役時代の1995年に結婚したプロレスラー・佐々木健介(52歳)との間には2人の男児をもうけており、ママタレントとしても親しまれるようになった。料理という特技を活かしてレシピ本や子育て本を出版しているほか、2015年には乳がん手術という大困難を乗り越えている。
北斗

今年6月にKADOKAWAから出版されたレシピ本。北斗がMCを務める『おびゴハン!』(TBS系)内で紹介されたレシピをまとめたもの

東尾理子  すっかりママタレ

 最後に取り上げるのは、元プロゴルファーの東尾理子(42歳)。通算251勝を挙げ、名球会に名を連ねるほどのスター投手だった元プロ野球選手の東尾 修(68歳)を父に持ち、2009年には俳優の石田純一(64歳)と入籍している。  親も配偶者もかなりのビッグネームだが、彼女自身のゴルフの腕前はどうだったのか。1999年に日本でプロゴルファーとなってからはケガに泣かされたこともあり、さほど優秀な結果を残せていない。ただ、日本大学に在籍中の1994年には、全米女子アマチュアゴルフ選手権でベスト8に入賞という好成績を収めている。  ゴルフ以外の分野では、父とともにラジオ番組のパーソナリティを担当していた時期があるほか、2010年10月には、バラエティ番組『run for money 逃走中』(フジテレビ系)で勝利し、216万円もの賞金を受け取っている。今年4月には第3子を産んだばかりだが、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)にてダイエット企画に挑戦すると、ウエストを13cm細くし産後太りからの脱却をアピールしていた。

 ――個性的なキャラクターと、厳しい試合をとおして培ってきた度胸を武器に、各方面で躍進する元女子アスリートたち。スポーツで鍛えられた“地力”は、タレントに転身するうえでの確かな礎となっていたようだ。<文/A4studio>
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