恋愛・結婚

仕事ができるのに結婚できない!「こじらせ男子」の致命的欠陥

女性の話よりも俺の自慢話

 そして、私が一番心配していたのは潤さんの癖。潤さんの中では、話を途切れさせまいと努力をしたようなのですが、相手の話を引き出すということよりも、どうしても自分の自慢話になってしまっていたようです。  デート後に潤さんから「仕事の話をできるし、とても自分と合う気がする」という感想が届きました。しかし、実際は女性が苦笑いで合わせていただけ。友人女性に話を聞くと、潤さんは彼女の仕事に指摘をしたり、ダメ出しをしたようでした。 メガネ「俺もそういうときがあったけど、こう乗り越えた。だからこそ今がある」といったような内容が繰り返されたようです。友人女性が「ダメ出し」と表現していたものを潤さんは「アドバイス」と表現していました。  男性は自分自身の武勇伝や自慢を伝えて、「かっこいい」と思ってもらいたい気持ちがあるのだと思います。しかし、女性は自慢話や武勇伝をきいてその人を「かっこいい」と感じ、尊敬することはありません。  本当に女性との関係を深めていきたいのであれば、まずは相手を知ることが大切。相手を認め、相手との信頼関係を築いた先に、自分自身の話をしていくこと。こじらせ男子にならないために、一緒に過ごしている女性が笑顔になってくれる時間を作れる人になりましょう。  潤さんも少しずつ変化をし、今は6個下の小柄で可愛らしい女性とデートを繰り返しています。仕事ができ、学歴も十分。それなのに結婚したいけど結婚に至っていない男性の皆さま。こじらせ男子に認定される前に自らの行動を振り返って、自分自身の本当の魅力を女性に届けられるようになりましょうね。

山本早織

1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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