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石原さとみ、平野ノラの芸名の由来は?実は“深イイ”命名エピソード

 お笑い芸人の平野ノラ(39歳)が、Instagramへの投稿の中で自身の芸名の由来を明かした。
 平野が数匹の猫に囲まれている写真とともに、投稿されたハッシュタグは、「#ノラの芸名の由来は」「#ノラ猫のように芸能界を強く生き抜く」というもの。その芸名に隠された意外と深い意味に、多くのネットユーザーからは驚きの声が上がった。  平野が以前、あるバラエティ番組に出演した際には、本名である「平野千秋」という名前で芸能活動を行っていたことも明かしている。厳しい芸能界を渡っていくためにと、名前に覚悟を込め、改名したようだ。  将来の姿を想い描いて我が子に名前を付けるように、さまざまな願いを込めて命名されることの多い芸能人の芸名。そこで今回は、興味深い意味を持つ芸名をまとめた。さっそく見ていこう。

ディーン・フジオカ:由来はイメージと真逆のクレイジー

 香港で芸能人としての活動を始めたディーン・フジオカ(38歳)は、イングリッシュネームがないと仕事にならなかったという理由から、「ディーン」という名前を付けたという。では、その意味は?   「ディーン」とは、広東語でクレイジーを表すという。ちょうどそのころ、デザインの勉強をしながらモデルの仕事をこなし、夜のクラブでDJをするなど、とにかく寝ないで働くクレイジーな暮らしを送っていたのだとか。それから、ニックネームとしてそう呼ばれるようになったという。  それもこれも、海外での厳しい競争に勝ち抜き、サバイブするためだったと語るディーン。今のイメージからはほど遠い“クレイジー”という意味の芸名は、当時の努力を表す勲章のようなものなのかもしれない。

役所広司:大先輩からのありがたい命名

 役所広司(62歳)が俳優になる前に、区役所に勤めていて、そこから「役所」という苗字を付けていることは有名なエピソード。ご存知の方も少なくないだろう。  ただ、この名前には、名優として知られる仲代達矢(85歳)によって、もう一つ意味が込められていたことをご存じだろうか。それは「役どころ(所)が広くなるように」というもの。役所の俳優の大先輩で、師匠といってもいい仲代の、ユーモアを含んだ巧みな命名だったのである。  この名前がよかったのか役所は、広い役を難なく演じる、日本を代表する俳優となった。
役所広司

仲代達矢によって命名された役所広司。役所勤めをしていたと背景と、役どころが広くなるようにという願いを含んだ、うまい名前である。(役所広司オフィシャルサイトより)

壇蜜:お供え物になるために付けられた名前!?

 グラビアアイドルとしてブレイクして以降、その“大人”かつ絶妙な受け答えで唯一無二の存在感を示し、さまざまなバラエティ番組などに出演する壇蜜(37歳)。そんな彼女の独特な芸名には、過去の経歴が関わっているという。  葬儀会社で働いていたという彼女は、人の死を間近に見る経験を通じて、宗教に興味を持つように。いろいろ調べたなかでも、とくに仏教用語を面白く感じ、そこから芸名を取ったという。仏教用語で「壇」は机を、「蜜」はお供え物を意味しているそうだ。  人々へ、お供え物として奉仕する意味も込めて付けられたという芸名は、目を引き、“和”な雰囲気を漂わせるばかりではなく、意外な深い理由も持っていたようだ。
壇蜜

壇蜜という変わった名前には、彼女の葬儀会社での経験が関わっているのだという。(壇蜜オフィシャルブログより)

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