MBが断言!「デブに似合う服は○○」
倉科:じゃあ、デブ向けの服は売れるっていう前提でMBさんに聞きたいんですけど(笑)、デブが似合う服装ってなんだと思います?
MB:まず、和服が似合うでしょうね。
倉科:たしかに! デブは着物が似合う! でも、なんでそう思いますか? やっぱりMBさんだからロジカルな理由がありますよね?
MB:和服と洋服の身体のラインの見え方に注目してみてください。洋服って曲線でいかに体のラインを出すかじゃないですか? それだと太っている人が着るとどうしても見栄えが悪くなってしまうんですよね。
倉科:たしかに。
MB:たいして、和服は身体のラインが出ない。
倉科:ロ、ロジカル…!
MB:和服以外には、やはり大きいサイズの方はまっすぐ直線のシルエットをした服が似合います。Tシャツなんかは典型的にそう。ただ、そういうアメリカンが多いのですが、僕はヨーロピアンな服でもいいと思っています。
倉科:ヨーロピアンとは?
MB:黒のタイトめのパンツみたいにダボッとしていない服ですね。あとは白いワイシャツもいい。Tシャツのような”カジュアル”よりも僕の言葉でいう”ドレス”を取り入れたファッションですね。
倉科:白シャツ、僕も着てます! そういう一つひとつの言葉が本当にデブにとってありがたいんですよ…!
MB:あはは(笑)。ただ、それ以上に一つすごく大切なポイントがあるんですよ。
倉科:なんですか?
MB:お直しをすることです。結局、市販のSMLのサイズがジャストな人っていないんです。ジャケットの袖でも短くしてもらったり、パンツの裾もロールアップしたときにジャストになるように必ずお直しするだけで長く着続けられますし、おしゃれに見えるんです。
倉科:大事ですよね。
MB:そう、お直しだけでも違う。
倉科:でも、デブってめんどくさがりやが多いんですよ。でも、MBさんがよくおっしゃいますけど外面を変えると内面が変わるんですよね。だからぜひお直しをしてほしいと思います!ファッションを変えたら人生が一番変わるのはデブなんです…!
MB:言い切りますね(笑)。
倉科:言い切ります!(笑)
MB:でも、あながち間違いじゃない。僕のメルマガ読者の中にも、うつ病からファッションを変えただけで職場復帰できた人いますから。しかも1人や2人のレベルじゃなくてそれ以上に。
倉科:やっぱすごいなあ、MBさんは…!
MB:成功体験を得るのってそう簡単にできるものじゃないじゃないですか。副業でお金を稼ぐとかもけっこう大変だし。対して、ファッションはすぐに実践できる自己啓発です。ユニクロに行けばすぐに変わりますから。
倉科:じゃあ、いまこの記事をスマホで見てるデブが3秒でおしゃれになる方法を教えてくれませんか?すみません、無茶振りで……。
MB:身体の細いところだけ露出しましょう。
倉科:それは……手首と首ですか?
MB:そう。たとえば、女のコならダボッとしたワンピースを着てるけどウエストまわりにベルトを巻くことですっきりして見えますよね。なので、今ネルシャツを着ている方は、そのネルシャツをまくるだけで印象が変わります。手首だけを見せる。
倉科:もう、そういう理論をどんどんほしいです! デブのファッション教養って、本当にネルシャツにデニムを着ていた中学生で止まっているので全てがありがたい…!
MB:(笑)
次回(近日公開予定)は、この季節に”お腹ぽっこりおじさん”が着るべき服、着てはいけない服を倉科氏の質問にMB氏が答える形で徹底解説。商品はすべてユニクロやGUで揃えられるものばかり!
<取材・文/日刊SPA! 取材班>