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レイザーラモンRG「『あるある言いたい』ネタはピンではなく集団芸」

RG さまざまな名曲に乗せて「○○のあるある、はやく言いたい」と言いながら、歌い上げるまで「あるある」を言わないという斬新なネタでブレイクしたレイザーラモンRG。このたび、『あるある黙示録』(双葉社)を上梓するなどすっかり一発ギャグとして定着しているが、その反面、これから年末にかけての忘年会シーズン、不安になるのが「飲み会で『うちの職場のあるある、なんかあるだろ』とムチャ振りされないか?」ということ。

 しかし、「ムチャ振りの『あるある』でこそ、人間の本性がわかる」とRG。ビジネスシーンでも活用できる、その意外な効果とは?

――そもそも『あるある言いたい』というネタを思いついたきっかけは、何だったのでしょう?

RG:実は、考えてできたネタではなく偶然の産物なんです。’07年頃にある番組の企画で「あるあるネタオーディション」があって、当時、市川海老蔵さんのモノマネをしていたので「歌舞伎あるある」をやろうと思ったんですが、当日、「中村勘三郎さん、いまだに(襲名前の)勘九郎さんと呼びがち」という1つしか用意できなかった。それで持ち時間を埋めないといけないから、もうアドリブで歌で引っ張るしかないな、と。たしかあのとき歌ったのは、石井明美さんの『CHA―CHA―CHA』だったかな。そしたら、肝心の「あるある」よりも、なかなかオチを言わないところを面白がってくれた。今は『ゴッドタン』や『水曜日のダウンタウン』に参加しているスタッフさんたちです。さすがですよね。それで、「このスタイルで行こう」と確立できたんです。

――その後、バラエティ番組でたびたび披露し、今では完全に持ちネタとして定着しました。

RG:でも、「あるある言いたい」は僕のピンネタではなく、“集団芸”だと思っています。「はよ言えや!」というツッコミがあってこそ成立する。

 象徴的だったのが、品川庄司の庄司さんとミキティさんの結婚式で「結婚あるある」を披露した時のことです。よりによって松浦亜弥さんや堀内孝雄さんの素晴らしい歌の後に僕の出番がきて、頭は真っ白。ミキティ側の出席者の方々からしたら、「なんやこいつ」と思われても仕方ない。

 そんな状況で、庄司側の出席者であったよしもとのみんな、今田さんやロンブーのお二人を筆頭に、全員で一丸となって盛り上げてくれたんです。僕は必死で歌っただけですけど、周囲の先輩や仲間たちが芸として成立させてくれた。その意味で、集団芸なんです。

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職場の飲み会での「あるある」は絶好のチャンス

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あるある黙示録

芸能界の裏側から人間の真理まで…言いたい!!





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