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レイザーラモンRG「『あるある言いたい』ネタはピンではなく集団芸」



――全員で盛り上がれることに加えて、「あるある」というネタの使い勝手の良さもあり、今では職場の飲み会でムチャ振りされる人も少なくないと思います。

RG:ムチャ振りを嫌がる人も多いじゃないですか。でも、ムチャ振りってその時点でハードルがだいぶ下がっているので、逆にオイシイんです。最終的に「なるほど、それはあるあるや」とオチがなくてもいい。「なんやそれ」でも十分成立するんです。大切なのは“急に言われた感”と、それに対して“即レスするスピード感”。とにかくボールが来たら振る。

 今の人たちは芸人でもないのに「すべる」「すべらない」ってことを気にしすぎなんですよ。うまいこと言うか言わないかじゃなくて、やるかやらないか。収録でも舞台でもないんですから、もっと気軽に先輩や同僚とのコミュニケーションツールとして「あるある」を活用して欲しいですね。

 逆に言えば、これは集団芸なのでムチャ振りしておいて協力しない人はありえないです。全体が一丸となって盛り上がる、いわば優しさと助け合いによって成立するネタですから、そこで助けてくれるかどうかで、本当に信用できる先輩や同僚が判別できると思います。

 その意味で、「あるある」のムチャ振りは職場の人間関係を深めたり、見極めたりできるチャンスと捉えてほしいですね。

――では、実際にネタをやるときのコツはありますか?

RG:とにかく歌に重点を置くことです。自分の得意な歌で、なおかつ、みんなが知っている歌。歌でまず注目を集めることが大切です。そして、最後のフレーズに「あるあるネタ」をきちっと収めること。ネタはなんでもよくて、「○○さん、菓子食べがち」とかでいい。重要なのは、文節とリズムに言葉をキレイにはめ込むこと。人ってリズムに弱くて、あまりにキレイにハマっていると、それだけで笑ってしまうんです。考えすぎて字余りになるより、シンプルでもリズムとフレーズにハマっていたほうが爆発力が出ます。

――とても参考になります! では、最後に『SPA!あるある』を一つ頂けますか? あればで結構ですが……。

RG:SPA!あるある……ひとつだけありました! 『女とヤリたい特集ありがち』ですね。

――毎週のようにあります(笑)。

取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/杉原洋平

RG3レイザーラモンRG●1997年、レイザーラモンHGとお笑いコンビ「レイザーラモン」を結成。今年9月、『あるある黙示録』(双葉社)を上梓。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属

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あるある黙示録

芸能界の裏側から人間の真理まで…言いたい!!





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