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アンジャッシュ児嶋はドラマに引っ張りだこ!? 宮迫、竹山、塚地…評価が高い「役者芸人」たち

カンニング竹山:主演映画をきっかけに飛躍

 カンニング竹山といえば、“キレ芸”でブレイクした芸人だが、現在ではワイドショーのコメンテーターとしての地位も確立。そんな彼がさらに仕事の幅を広げ、取り組んでいるのが役者業だった。  芸人として売れてきたころに舞い込んだ役者のオファーに、始めのうちはミーハーな気持ちで取り組んでいたという竹山。だが、2009年に出演し、主演を務めた映画『守護天使』をきっかけに、役者業への向き合い方も変わったのだとか。  現在では、ややドラマなどへの出演本数を減らしているようにも思えるが、朝ドラ『花子とアン』(NHK)や、ドラマ『信長のシェフ』(テレビ朝日)などで見せた演技からすれば、必ず役者として大きな舞台に戻ってくることだろう。
守護天使

竹山が主演を務めた映画『守護天使』。この作品への出演が、後に役者として、大きく羽ばたくきっかけとなったようだ。『守護天使』(エイベックス・ピクチャーズより)

片桐仁:唯一無二の存在感で、重宝される役者に

 緻密な構成のコントを武器に、ライブを中心に活動し、熱狂的なファンを持つラーメンズ。今では、コンビとして活動が少なくなってしまったからか、メンバーである片桐仁は役者としての活動を本格化させている。  天性の存在感と培ってきた演技力を携えて、さまざまなドラマや映画に出演。高視聴率ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士』シリーズ(TBS系)では、主演の嵐・松本潤との個性的な掛け合いが好評を博す。2018年10月期のドラマ『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)で見せた、自分の手柄のためなら手段を選ばない芸能記者役での怪演も話題となっている。  これからも、他にはない雰囲気を醸し出す役者として、重宝されることだろう。

 ――お笑いの舞台に立ってきた経験や、コントで培った演技力を活かし、ドラマや映画を席捲している「役者芸人」たち。俳優顔負けの確かな演技力を考えれば、これからもその大活躍は続きそうだ。<文/後藤拓也(A4studio)>
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