アンジャッシュ児嶋はドラマに引っ張りだこ!? 宮迫、竹山、塚地…評価が高い「役者芸人」たち
お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が、役者としてブレイクの兆しを見せている。
話題となったドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)でも好演を見せていたが、2018年10月期には、人気ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)と、『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)の二作に立て続けに出演。その評価が高まっているのは間違いないだろう。
「児嶋だよ!」のギャグでバラエティ番組でも重宝されている彼だが、もともとは緻密なコントでブレイクしたお笑い芸人。当初から、コントで見せる演技力は評価されていたわけで、本領発揮といったところかもしれない。
児島のように、役者として評価が高まっている芸人は少なくない。そこで今回は、そんな「役者芸人」をピックアップした。さっそくご紹介しよう。
数多のドラマや映画に出演し、演技力のある芸人として認知されてきた雨上がり決死隊・宮迫博之は、「役者芸人」の走りと言ってもいい存在だろう。
もともと役者志望で、芸人になる前には、関西の劇団の稽古場を訪れたこともあったという宮迫。1996年に出演した井筒和幸監督作品『岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS』での演技が評価され、2001年のドラマ『救命病棟24時(第2シリーズ)』(フジテレビ系)で、大抜擢ともいえる大役を演じることとなったようだ。
これにより宮迫は一層ブレイク。バラエティ番組への出演も増やし、お笑い芸人としても役者としても大活躍していくこととなる。映画『蛇イチゴ』や映画『純喫茶磯辺』では主演も務め、また、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)に出演した際には、運命に翻弄される平井収二郎を熱演、その評価を確かなものにした。
ドランクドラゴン・塚地武雅も、お笑い番組内で披露するコントで、その演技力を遺憾なく発揮していた芸人であり、後に役者として活躍したことも、驚くことではないだろう。
彼の役者としてのキャリアのなかでも、特筆すべきは『間宮兄弟』で演じた佐々木蔵之介との兄弟役。ここでの演技が評価された塚地は、「第30回日本アカデミー賞新人俳優賞」など多数の賞を獲得した。
また、『裸の大将』では、国民的な俳優だった芦屋雁之助の跡を継ぎ、2代目・山下清を演じるなど、難しい役目も引き受けている。これからも、役者として一層の活躍を見せてくれそうな芸人の一人だ。
芸人活動と並行して、役者としても活躍してきたネプチューン・原田泰造。すでに、役者として長いキャリアを持っており、ベテランといってもいいだろう。
原田が初主演を務めた2000年放送のドラマ『編集王』(フジテレビ系)は、誰もが知るような、大ヒットドラマとはならなかった。しかし、この作品で見せた演技が評価され、後の映画・ドラマへの出演作増加につながったという。
2005年の舞台『キスへのプレリュード』では、主演として第43回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞も受賞している。これからもその高い演技力で、舞台・映画・ドラマを問わず活躍していくことだろう。
僕らは奇跡でできている
— アンジャッシュ児嶋一哉 (@unjashkojima) 2018年9月26日
今日中に終われるかな!? pic.twitter.com/W2DL0mUpeq
宮迫博之:「役者芸人」の走り的な存在
塚地武雅:2代目・裸の大将という大役も
原田泰造:舞台でも評価されたベテラン役者
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