更新日:2019年01月11日 17:17
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「焼き肉食べ放題」なのに肉厚ジューシーで高級店レベル。革命的食べ放題が続々

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全て食べ放題メニューに含まれている

 運営会社「ワン・ダイニング」の広報担当者も語る。 「ミリ単位の包丁の入れ方の違いで味や口当たりがまったく変わります。加えて当店では、本当においしく食べていただくために、すべてのお肉は店内でチルド(冷蔵)のブロック肉をカットして提供しています。ですので、全店舗のカットの技術者育成のため、ベテラン技術者による入念な研修や技術検定試験を行っています」  カット技術の習得に時間がかかりすぎることが、業績絶好調ながらもチェーン展開が緩やかな理由のひとつというからすごい! 豊富なサイドメニュー(締め、デザート含む)も素晴らしい。 「3か月ごとに新たなメニューを既存のものと入れ替えて提供しています。女性のお客さまに喜んでいただけるようサラダやスイーツにも特に力を入れているので女子会でご利用されるお客さまも多いですね」(広報担当者)  確かにほとんどの料理が実に“インスタ映え”な趣だ。
特製スピニングサラダ

「特製スピニングサラダ」は、専門の店員が席に来て目の前で作ってくれる。仕上げのバーナーで炙られたチーズとマヨネーズの香りが最高

「2時間飲み放題が980円という低価格で、下戸の人にはソフトドリンク飲み放題が390円。グループ利用の場合でも、まとめてのオーダーではなくアルコール、ソフトドリンクそれぞれ個別で飲み放題が選択できるのもうれしいですね」(松浦氏)  なお、生ビールは驚きのプレミアムモルツだ! こちらも、もちろん飲み放題に含まれる。  サービス面で最大の特徴は「テーブルオーダー」。人件費の高騰や、提供スピード、サービスレベルの向上と、食べ放題にはそぐわない非効率さが求められるが……。 「私たちがお食事とともに提供したいのは、『2時間の幸せ』という価値。セルフバイキングにしないことで、その間の団欒やコミュニケーションも楽しんでいただきたいと考えています」(広報担当者)  激安チェーン店に比べれば、3000円台の料金設定は安いとは言えない。だが、それを上回る至福の2時間が体験できるのだ。 《ワンカルビのここを攻略せよ!》 同店の神髄とも言うべき極上肉が、「ワンカルビ」「上ハラミステーキ」「厚切り上ロースステーキ」の分厚すぎる3品。これを味わわずして家路につくことなかれ! 軽く炙って生卵につける「焼きすき」も美味だぞ!
ボックスシート

席はすべてゆったりした6人がけのボックスシート。隣席とはパーティションで区切られている。

●PRICE テーブルオーダー制バイキングは2時間48品食べ放題で3080円、95品食べ放題で3580円。また、48品の場合50代は2770円、60代は2460円と年代別の価格が用意されている。 ●完食ポイント 胃に余力があるうちに分厚い肉を! 取材・文/週刊SPA!編集部 ― [食べ放題チェーン]完食ガイド ―
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