TRFのDJ KOOは元お笑い芸人!? 意外と知らない“元お笑い”の芸能人たち
12月2日に行われた「M-1グランプリ2018」で、DJ KOOが話題を集めている。彼が注目を浴びた理由は、ニュースサイト「お笑いナタリー」で披露していた予想で、このコンテストの優勝者が霜降り明星であることを当て、さらには、3位までの順位も的中させていたからだ。
DJ KOOは、大のお笑い好きで、事前の順位予想のほかに、爪あとを残しそうだというコンビに、独特なネタでインパクトを残したトム・ブラウンの名前までをも挙げ、お笑いファンを驚かせた。また、霜降り明星が優勝したことについてインタビューを受け、「二人の立体的な漫才、舞台演出が決勝で発揮できると思った」と語ったという。
お笑いについて、鋭いコメントを残したDJ KOOは、何を隠そうお笑い芸人としての活躍を目指していた過去がある。80年代には、実際に芸人として活動していた時期もあるそうで、本名の高瀬浩一として、フジテレビ系列で放送されていた『笑ってる場合ですよ!』に出演したこともあるのだとか。
実は、DJ KOOのように、お笑い芸人やお笑いタレントをしていたという、意外な過去を持つ芸能人は少なくない。そこで今回は、そういった“元お笑い”の芸能人をピックアップ。まとめてご紹介しよう。
ヴィジュアル系エアバンドのゴールデンボンバー・鬼龍院翔も、お笑い芸人を志していたことがある。吉本興業の養成所である東京NSCの9期生で、同期にはハリセンボンやライスがいた。
また鬼龍院は、現在ではしずるとして活躍している池田一真と、「チョコサラミ」というコンビを組んでいたという。しかし、お笑いに向いていないと感じ、卒業と同時にコンビを解散。芸人からバンドマンに転身し、大成功を収めたのだ。
今では、バンドの中心メンバーとして会場を大いに盛り上げるパフォーマンスを見せ、バラエティ番組などでも活躍している鬼龍院だが、池田によれば芸人時代は暗くてオドオドしていたという。しかし、当時から舞台に立てばひょう変していたそうで、その才能の片りんは見せていたといえるだろう。
日本映画界やドラマ界に欠かせない名俳優として活躍を続ける竹中直人。バラエティ番組でも、映画監督としても、その特異な才能を発揮している彼は、初めはコメディアンとして注目を浴びて、世に出ることとなった。
多摩美術大学に在籍していた時代から、素人コメディアンとして、テレビ番組に出演していた竹中。大学一年生のときに出演した『ぎんざNOW!』では、ブルース・リーのものまねを披露。本人の談によれば、「テレビ界で初めてブルース・リーのマネをした」のだとか。
その他にも、さまざまな番組に出演し、モノマネ芸などを披露していた竹中を一躍有名にしたのは、なんといっても「笑いながら怒る人」というネタ。このシュールな芸で、彼は世間の人気者となり、その後の活躍につなげていったのだ。
僕たちにはDJ KOOさんがついています pic.twitter.com/ZiSzeGIGck
— 霜降り明星 せいや (@seiyasimofuri) 2018年11月27日
鬼龍院翔:「しずる」池田とコンビを組んでいた
竹中直人:名俳優は、笑いながら怒る人
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