歩かない位置ゲーム!?『テクテクテクテク』の反則的な遊び方
それが、「予約ぬり」と「となりぬり」。「予約ぬり」は、1度通り過ぎた街区は24時間以内にタップすればあとからでも塗れるという機能。速度制限はないので、電車や車で通り過ぎるだけでOK。家に帰ってからゆっくりと塗れます。
もうひとつの「となりぬり」は、現地に行かなくても「テクテクポイント(TTP)」を消費して、すでに塗ってある隣の街区を塗れる機能。隣を塗って、隣を塗って、また隣を塗って……と、やっているうちに一歩も歩いていないのに地元から県外に到達している、なんてことも可能です。さらにフェリー航路が出ている港を塗れば、その隣、つまり海を挟んだ遠方の港も塗れます(竹芝埠頭→大島といった具合)。
塗る際のポイントは、市区町村のいわゆる「××町」内を100%塗ること。こうするとテクテクポイント(TTP)・経験値・お金のどれかを選んで、ログイン時にデイリーボーナスとしてもらえます。町を制覇すると自分の領土になったようで、なんとなく征服感があります。
知らない場所の地名を見て、珍しさに興味を引かれたり、「この町はずいぶん入り組んでるな……」なんて気付きがあったりと、インドア派の地図好きにもオススメです。
塗れた街区にはモンスターが出現し、タップすると戦闘に入るRPG要素もあります。こちらも現地に行かなくても大丈夫。倒すとテクテクポイントなどが入手できます。
位置ゲームというよりは、白地図塗りゲーム+RPGといった感覚で遊べる『テクテクテクテク』。地図を表示する際のデータ通信量が多い、スマホのバッテリー消費が激しいなど難点もありますが、「となりぬり」で仮想散歩&仮想旅行気分を味わってはいかがでしょうか。
―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も 1
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