デジタル

歩かない位置ゲーム!?『テクテクテクテク』の反則的な遊び方

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

『テクテクテクテク』 iOS、Android/ドワンゴ/基本プレイ無料/配信中  11月29日に新たな位置ゲーム『テクテクテクテク』が配信されました。位置ゲームは『ポケモンGO』の独壇場。今年も『妖怪ウォッチ ワールド』などいくつかのゲームが始まりましたが、『ポケモンGO』の前では影が薄くなっています。生き残るためには、『ポケモンGO』とは違う形で差別化を図る必要がありそうです。

『テクテクテクテク』

 実はこの『テクテクテクテク』は名前に反し、現地に行かない、歩かない位置ゲームという少し特殊な遊び方をされ、一部で注目されています。コタツにいながらゲームが捗る、位置ゲーム界の安楽椅子探偵といったところでしょうか。 『テクテクテクテク』のプロデューサーは『不思議のダンジョン』の中村光一氏、ディレクターは『かまいたちの夜』『街』の麻野一哉氏。  配信元がドワンゴだからか、コラボキャラはまさにごった煮状態。デカボスの小林幸子、『エヴァンゲリオン』の使徒、『ポプテピピック』のポプ子、ピピ美などが地図上を賑わせています。ゲームとしては、自分のいる周囲の区切られた街区をタップして次々と緑化(ファンタジー化)していく色塗り系。日本中を歩いて緑化するには、それこそ伊能忠敬なみの健脚が必要ですが、実は位置ゲームにあるまじき“ズル技”が用意されているのです。

デカボスの小林幸子2体が街に降臨!

次のページ right-delta
「予約ぬり」と「となりぬり」で、寝ながら日本制覇!?
1
2
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

記事一覧へ
おすすめ記事