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ユニクロ「セール中の絶品アウター」3選。3990円で“レザーアウター”が買える!?

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第209回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 ユニクロでは、すでに冬物のセールがスタートしています。まだまだ今シーズン中に使えるアウターがガンガン値引きされており、手を出すなら今がチャンス。今回はセール品となっている「おすすめアウター」を紹介します。

「カナダグース」はもういらない!?

ノンキルトダウンジャケット 7990円(+税) ノンキルトダウンジャケット 7990円(+税) ユニクロ得意のダウンジャケット、今年の新作は「某カナダグース」にデザインを寄せてきました。これ、もうスリーブにカナダグースマークがあったら、ほとんど見分けつかないような気が……。 「ノンキルト」と商品名にある通り、最大の特徴はダウン特有のパーテーションがないこと。ミシュランマンやマシュマロマンのようなモコモコとした印象がまったくなく、スタイリッシュ。ブルゾン感覚で着用できるアイテムです。  シルエットはカナダグースなど高級ダウンブランドそのもの。パーテーションだけでなく腕回りもスラリと細身、心配なのは防寒性ですが、「ダウン90%・フェザー10%」の高品質。一般的に中綿はダウンの比率が高いほど、高品質と言われており「ダウン80%・フェザー20%」「ダウン90%・フェザー10%」程度の混合率が高級品の証。ユニクロはまさに高級品さながらの比率です。  補足ですが、ダウンとはふわふわとした羽毛のことを指し、フェザーとは言葉通り、芯のある羽状のものを指します。保温性が高いダウンの配合が多ければ多いほど防寒性に優れているわけですが、100%ダウンにしてしまうと、今度は柔らかすぎて、型崩れを起こしやすくなってしまう。そこで、芯があり、中綿にある程度、硬さが生まれるフェザーが必要なわけです。  ちなみに安価なフェザーを多くしてしまうと、羽の芯がダウンの表地を突き破ってしまうため、毛が表面にピョンピョンでてしまいます。今回のユニクロの「ダウン90%・フェザー10%」は混合率としては、理想的な配合なわけです。 ノンキルトダウンジャケット 7990円(+税) シルエットも美しく、防寒性も高級品さながら。ファー部分はさすがにラクーンなどの天然品ではなく、アクリルですが、かなりリアルに作られており、パッと見は本物かと思うほど。  カナダグースなど10万円ほどの高級ダウンジャケットと比べれば、もちろん差異はありますが、しかし、値段ほどの差があるとは到底思えません。ユニクロのダウンもパッと見では8万~9万円程度の高級品に見られるでしょう。余程品質やブランドに厳しい人でなければ、ユニクロで十分と断言できます。
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脚長に見える「スタイリッシュダッフル」
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