先日、集まった女子会では、33歳から38歳の女性でランチをしました。そのとき、「デートでクーポンを利用する男性ってどう思う？」と聞いたところ、「うーん、別にいいけど……」というニュアンスの回答でした。 　20代のときとは違い、ある程度、相手に合わせる能力の上がっている30代女性は、「まぁ、クーポンを使うくらいは目をつむるけど……」だという意見が多かったのですが、「素敵！」「惚れる！」「最高！」という意見は1つもありませんでした。 　やはり、ある程度心許しあえる中になったり、結婚したりしたら、クーポンなどを利用していても気にならないようですが、まだお付き合い前に、クーポンを利用されると、「自分自身との時間を安く済ませようとしているのかな？」と女性のネガティブな感情を生んでしまい、「もしかしたら、遊びの気持ちが強くて本気じゃないのかもしれない」と思われてしまうかもしれません。 　お付き合い前は特にどんな女性にも、マイナスと捉えられる可能性があるアプローチはやめておくのがベストです。 　とはいえ、コスパがいいのに越したことがないですし、できることならクーポンは使いたいのが本音ですよね。 　確かにまだお付き合い前なのに、お食事を重ね、食事代がかさんだ挙句、振られるなんてことも起こりえます。なので、どうしても利用を使うのであれば、そのクーポンの見せ方や意味付けが大切です。 　見せ方としては、「実は、今回このお店にデートに行くって言ったら、先輩がプレゼントしてくれたんだ！」と食事中に伝えてみたり、「このお店、通常より安く行けるチケットもらったんだけど一緒に行かない？」とお誘いのときにお得を2人で共有しようと提案してみたり……どちらもポイントは、第三者がいるふうに魅せることです。 　意味付けは、「ここにあなたと行ってみたいと思っていろいろ調べてたら、クーポンも見つけたよ！」などと、「クーポンを使いたい」のではなく、「あなたとこのお店に行きたいんだ！」という意味付けをしてみることがポイントです。 　また、どちらも高度な技術だなーと感じた方は、シンプルに彼女にはわからないように店員さんに割引クーポンを利用したいことを伝えましょう。 　いずれにしても、初デートやお付き合い前のデートは、まだまだ緊張感ある空間で、お互い気をつかうこともあります。できるだけ女性の地雷を踏まないよう進めてみましょう！1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」（Twitterアカウント:@yamamotosaori_）