更新日:2019年01月31日 19:38
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スカンジナビア航空はLCCじゃないのに機内サービスが有料!?――ビジネスクラスで世界一周の旅

全席エコノミークラスだったスカンジナビア航空

ストックホルム(ラウンジ②)

スカンジナビア航空のラウンジ

ストックホルム(ラウンジ③)

さすが北欧のラウンジ。オシャレである

 また、同様に上級マイル会員の恩恵で、ビジネスクラスでなくともラウンジを利用できた。出発時間が迫っていたのでコーヒー1杯だけで出てしまったが、スカンジナビア航空のラウンジは、モダンかつ暖かみのあるデザインでさすが北欧という感じだ。
座席①

座席は全席エコノミーだった

 オスロ行きのSK499便は、通路を挟んで3席ずつの仕様のA320。約60分の短いフライトゆえなのかシートは全席エコノミーのようだ。  なお、残念なことにドリンクなどの機内サービスは有料。各座席にはメニュー表が置いてあった。  スカンジナビア航空の近距離路線はキャリアフラッグにしては比較的安い。航空券は搭乗1か月前の購入で1万3920円だったが、朝発など時間帯によっては6000円台の便もあった。  なんだかLCCみたいだが空港には専用ラウンジもあるし、荷物を預けるのに別料金が発生したり、機内持ち込み荷物の厳しい重量制限もなかった。そう考えると、コスパはLCCよりもいいのかもしれない。  なんてことを考えているうちにオスロに到着。ビジネスクラスでなくともマイレージの上級会員は荷物が優先的に出てくるため、早々に荷物を受け取って市内に向かう列車のホームへ。場合によってはなかなか荷物が出てこないこともあるが、預けてもすぐにピックアップできるのがいい。  ラウンジが使えることもそうだが、国内移動にLCCより割高なANAをあえて利用し続け、頑張って上級会員になった甲斐があったというものだ。  すでに日本を出発して半月以上が過ぎたが、まだ全行程の半分。旅はまだまだ続く予定だ。(つづく) <TEXT/高島昌俊> ―10万2830円と貯まったマイルでビジネスクラス世界一周してみた(5)―
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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