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バツイチ子持ち、ホストにハマった女性の貧困生活。娘の写真を売ってカネを稼ぐ日々

夫と離婚し、収入源は“娘”に

 1年後に娘が生まれ、カオリさんの生活も落ち着くはずだった。しかし……。 「簡単にいえば結婚生活がうまくいかなかったんです。姑と反りが合わず、気付いたら旦那との関係も修復できないほど悪化していました。結局、わずか3年で離婚しました。幸い、旦那の実家が金持ちだったので、購入したアパートと毎月10万円の養育費ははもらえることになりましたが……」  持ち家で毎月10万円の収入。カオリさんが仕事さえすれば十分生活はできそうだが、なぜ貧困に陥ってしまうのだろうか。 貧困女性 「家が新宿区なので生活費や子供の学費が高いんですよね。友人には『引っ越したら?』と言われますが、引っ越したらホストクラブに行けなくなってしまうじゃないですか。お金がないので初回ぐらいしか行けませんが、カッコイイホストがいたら店の近くで出勤するところを覗き見することもあります(笑)。  あとはSNSで近所に住んでいるホストを探して遊ぶことも。初めはホストも営業のつもりで近づいてくるんですが、私が店に行かないと分かったら諦めるみたい。昼間はホストと遊ぶので、仕事はイマイチやる気が出なくて。今のままでも切り詰めていけば食べていけるので、今はいいかなと思います」  そんなカオリさんだが、最近ある収入源を見つけたという。 「子供が大きくなってきたので、ジュニア地下アイドルをやらせています。芸能プロにいたので、その辺りのツテもノウハウもあるので。最近は娘のイメージビデオや写真集を作って、コミケやネットで販売しています。これが結構良い収入になるんですよね。中学生になったら本格的にジュニアアイドルとして活動させていこうと思っています」  果たしてその頃、娘は母親のことをどう思うのか。カオリさんはもちろん、娘の将来が心配で仕方ない筆者であった。〈取材・文/カワノアユミ〉
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる

やる気ゼロ、貯金ゼロ、計画性ゼロ。ポンコツキャバ嬢による、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの「日本人向けキャバクラ」潜入就職&アジア夜遊び放浪記。

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