更新日:2019年01月23日 11:33
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使うと“おっさん認定”されるネット俗語集。「ググレカス」は死語?

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ググレカス:今では“ググってもカス”に!?

 少し調べればわかることを質問する人に対して、「それぐらいグーグルで検索(ググれ)しろ、カス」という意味で使われるスラング「ググレカス(ググれカス)」。2008年版の「現代用語の基礎知識」に収録もされたこの言葉は、現在でも、まれに目にすることがある。  しかし今、このスラングは時代遅れだと言われることが多い。なんでも、まとめサイトが乱立し、フェイクニュースが氾濫するようになったことで、ただ検索するだけでは、有益な情報にたどり着くことが難しくなってしまったからだという。「ググってもカス」なサイトしかないというのだ。  流行りが終わったからではなく、インターネットの環境が変わったことで、古臭い言葉となってしまった「ググレカス」。これからは、このスラングを使うと、「ググってもわからないんだよ、カス」と返され、「おっさん認定」されてしまう時代が来るのかもしれない。

なう:まだ見かけるが使用には細心の注意が必要

 ツイッターなどで、現在していることを報告する際に、よく使われていた「なう」。2010年の「新語・流行語大賞」で、トップ10に入ったこのネットスラングは、さんざん古いと言われている言葉だ。2013年の時点で、「『なう』はもう古い」という内容の記事が、ネット上で書かれている。  しかし、いまだに『ダウンタウンなう』という名前の番組が放送されていたり、ネット上の記事タイトルに使われていたりと、終わったと言われ続けながらも、しぶとく生き残っている印象だ。だが、用いるとおっさん臭が出てしまう可能性があり、細心の注意が必要だ。  ――インターネットの流行はサイクルが早く、常に情報をアップデートしていないと、すぐに時代の流れに取り残されてしまうだろう。こういった「おっさんスラング」を使ったことで、恥ずかしい思いをしないように気を付けていただきたい。<文/後藤拓也(A4studio)>
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