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菅田将暉よりも過激だった!?「先生役」が伝説になっている男優・女優たち

仲間由紀恵:『ごくせん』(2002年~)

 仲間由紀恵演じる極道の跡取り娘が、先生として不良クラスの担任となり、生徒たちと強い絆で結ばれていくテレビドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)。第3シリーズまで制作されたうえ、映画化まで果たした超人気作だ。
ごくせん

仲間はインタビューで「言葉遣いが悪い役なので、第1シリーズはプライベートにも影響が出た」と話していた(画像は『ごくせん卒業スペシャル’09 ヤンクミ最後の卒業式』DVDジャケット)

 極道の娘という立場がたびたび物語に絡んでくることで、見ている人をハラハラさせたのも人気の一因だろう。  また、ごくせんも各シリーズに三浦春馬や速水もこみち、小池徹平といったイケメン俳優が起用されており、若手俳優の登竜門的作品としても注目されていた。

天海祐希:『女王の教室』(2005年)

 最後に紹介するのは『女王の教室』(日本テレビ系)に主演した、元宝塚歌劇団の女優・天海祐希。『女王の教室』はここまで紹介してきた4作品とは一線を画す衝撃的な内容で、放送当時は物議をかもした。
女王の教室

天海は、同作品で「第46回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞」を受賞している(画像は『女王の教室』DVD BOXジャケット)

 熱い教師が生徒とぶつかり打ち解けあっていく……という学園ドラマの根底をひっくり返したこの作品は、天海演じる冷酷な鬼教師・阿久津真矢と、その担当クラスである小学校6年生の生徒たちとの戦いが主軸。  阿久津の指導は、成績順で生徒に優劣をつけたり、自分に逆らった生徒に雑用を命じたりといった、教師としては考えられないものだった。だが、そこまでしてでも生徒に伝えたいメッセージがあったのだと判明すると、阿久津に共感し、心を奪われる視聴者が相次いだのである。  ――伝え方こそそれぞれだが、先生という立場を通して視聴者に熱く語りかける姿は、子どもから大人まで、たくさんの人の心に“何か”を訴えかけてきたことだろう。菅田が先生役を演じる『3年A組―今から皆さんは、人質です―』も、今回紹介した作品のように、伝説的学園ドラマの仲間入りを果たすかもしれない。<文/A4studio>
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