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菅田将暉よりも過激だった!?「先生役」が伝説になっている男優・女優たち

 現在放送中のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)で、先生役の俳優・菅田将暉の熱演が毎週のように話題になっている。
 学園ものは連続ドラマの定番コンテンツではあるが、人気のゆえんは菅田が演じているような個性際立つ先生役の存在だろう。そこで今回は過去に先生役を演じ、その役ががっちりハマって話題となった俳優、女優を紹介していく。

武田鉄矢:『3年B組金八先生』(1979年~)

 最初に紹介するのは、学園ドラマの金字塔とも言える『3年B組金八先生』(TBS系)に主演した武田鉄矢。第1シリーズが放送されたのは実に1979年までさかのぼるが、2000年代に入ったあとも、たびたび続編が制作されていた超人気シリーズだ。
金八先生

武田は、金八先生について「今の自分の顔、体つきを作ってくれた番組」と話している(画像は『3年B組金八先生』第1シリーズ DVD1巻のジャケット)

 武田演じる中学校の国語科教師・坂本金八が、さまざまな問題を抱える生徒たちと正面からぶつかり、ときに熱く、ときに優しく成長を促していくストーリーは、放送が始まった当時から多くの視聴者を感動させた。  なかでも、金八が教壇に立って生徒たちに教えを説くシーンでは、数々の名言を残している。特に「人という字は、互いに支えあって人となる」という台詞は、ドラマをリアルタイムで見ていなかった若い世代にも、広く知れ渡っているのではないだろうか。  また、中学校が舞台だったため、浅野忠信(当時は佐藤忠信)や上戸彩といった今なお活躍する俳優・女優たちが、歴代の生徒役を務めてきたことも、この作品がいまだに注目される理由だろう。

山下真司:『スクール☆ウォーズ ~泣き虫先生の7年戦争~』(1984年~)

 山下真司が主演した青春スポーツドラマ『スクール☆ウォーズ ~泣き虫先生の7年戦争~』(TBS系)は、放送後にラグビーを始める若者が急増したと言われるほど話題となった作品である。  山下演じる滝沢賢治は、今の時代ではそうそうお目にかかれない、超ド級の熱血漢。そんな滝沢が、不良だらけで悪名高かった「川辺高校」に赴任し、その後わずか7年でラグビー部を全国優勝へと導くまでが描かれている。
泣き虫先生

ラグビー部顧問を演じた山下だが、当時ラグビーの経験は全くなかったという(画像は『スクール☆ウォーズ ~泣き虫先生の7年戦争~』DVD1巻のジャケット)

 最も印象的なのは第8話「愛すればこそ」で、前年度全国準優勝の強豪・相模一高に109対0という大敗を喫したあと、へらへらしている生徒たちを「悔しくないのか!」と怒鳴りつけ、「今からお前たちを殴る」と全員に鉄拳制裁を喰らわせるシーン。今でこそ体罰だと問題になるだろうが、生徒を想う滝沢の愛情と、それを受け入れる生徒たちの熱さからくる名場面として、当時は感動を巻き起こしていた。

反町隆史:『GTO』(1998年)

 藤沢とおるの同名マンガを実写ドラマ化した『GTO』(フジテレビ系)は、“Great Teacher Onizuka”の略で、主人公である鬼塚英吉は元暴走族という教師にはそぐわない経歴の持ち主。そんな鬼塚に扮したのが、1997年のテレビドラマ『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)で出世していた反町隆史である。  破天荒でぶっきらぼうながらも、まっすぐで芯の強い性格の鬼塚に魅せられた視聴者が多く、最終話の視聴率は35.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を超えるほどの反響を呼んだ。
GTO

テレビ朝日系のドラマ『相棒』シリーズに出演中の反町。そこでもやんちゃなキャラクターを演じている(画像は『GTO』DVD1巻のジャケット)

 なお、主題歌には主演の反町自身が歌う『POISON ~言いたいことも言えないこんな世の中は~』が使われ、こちらも話題に。  また、のちに反町と結婚する女優・松嶋菜々子がヒロイン、今では実力派俳優として大人気の小栗旬がいじめられっ子役で出演していたというのも、特筆すべきところである。
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若手俳優の登竜門になった作品も
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