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スマホで仕事がサクサク「モバイルディスプレイ」1万円以下からある3選

 ノマドワークもすっかり定着し、喫茶店はおろか、居酒屋で作業するビジネスマンまで散見されるようになった今日この頃。だが、出先でノートPCやスマホを使って作業するときに気になるのが「画面の小ささ」。そこで最近、じわじわと人気を集めているのが「モバイルディスプレイ」だ。その名の通り、持ち運びに特化したディスプレイである。
【ASUS MB16AP】

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予算別、今買うべき[モバイルディスプレイ]3選

「出先で使うノートPCに接続すれば、どこでもデュアルディスプレイ環境が実現。コンパクトなサブディスプレイとして、職場で活用するのもいいでしょう。資料を見ながら作業をしなくてはならないときなど、片方のディスプレイに資料を表示しっぱなしにしておくと、作業がぐんとはかどります」  そう話すのは、ガジェット系ライターの板倉正道氏。 「商談時のプレゼンテーションで、簡易ディスプレイとしてスマホと連動させたり、ミラーレスカメラで撮影するときの確認用モニターとして活用したりと、手持ちのガジェットと組み合わせて幅広い用途で活用できるのが、モバイルディスプレイの魅力です」  モバイルディスプレイと据え置き型の決定的な違いは、AC電源が不要なこと。 「モバイルディスプレイの場合、USB給電が基本になります。ただ、ノートPCから給電すると、PCのバッテリーがすぐに減ってしまうため、モバイルバッテリーによる給電にも対応している製品を選んだほうが安心。なるべく荷物を減らしたい場合、価格は上がりますが、バッテリー内蔵タイプの製品を選ぶといいでしょう」  最近では価格もこなれてきて、8インチのディスプレイなら安価なもので1万円以下、15インチ以上でも3万円くらいから手に入る。あくまでディスプレイなので、単体では使えないが、PCやスマホと組み合わせて使うぶんには、タブレットを買うより安上がりな選択と言えるだろう。 「モバイルディスプレイの価格は、画面サイズのほか、画質や内蔵バッテリーの有無などで変わってきます。視認性で選ぶなら、IPSパネル採用でフルHDクラス以上がオススメですね」
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板倉氏オススメのクラス別モバイルディスプレイ
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