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平成最初のドラフト1位・与田新監督が平成最後に古巣ドラゴンズの再建を誓う

 3月29日、平成最後の開幕を迎えるプロ野球。今年は古巣に舞い戻った新監督から、昨夏甲子園を沸かせたルーキー、復活を誓うベテランや大改装を施した球場まで、話題は満載だ。秋に新元号で初の美酒を味わうのはどの球団か?
与田新監督

与田新監督「やる以上は優勝、リーグ制覇。宝を全員で獲りにいく!」

平成最初のドラフト1位が平成最後に古巣の再建を誓う!

 平成最初のドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受けた伝説の剛速球投手が、平成最後のシーズンに古巣に戻ってきた。かつて157km/hの日本最速を記録した剛腕新人監督に、古巣再建に挑む開幕前の心境を聞いた――。  昨年秋、東北楽天ゴールデンイーグルスの投手コーチとして契約満了を迎えた与田剛の携帯電話に、一本の電話が入った。「知らない番号だったから、『ん?』という気持ちで出たら……」その電話は、古巣中日からの監督就任要請だった。 「約30年間、プロ野球の世界でお世話になっていて、まさかこのタイミングで私に(監督就任の)要請が来るとは思っていなかった」  そんな与田剛新監督は、今季セ・リーグで唯一となる投手出身の監督としてペナントレースに挑む。 「大きな責任を伴う仕事ですし、簡単に決められる話ではなかった。ですが球団からいろんな話を聞く中で、挑戦してやろう、という気持ちになりました」  電話の後、数日間の話し合いを経て、与田剛の監督就任の意志は固まった。  現役時代の背番号「29」をひっくり返した「92」を背にまとい、ペナントレースに挑む与田は「はじめて指導者の肩書をいただいた’09年のWBC(投手コーチ)のときに現役時代の背番号をひっくり返したので」とドラゴンズでも迷うことなく「92」に決めた。 「(2連覇を達成した)’09年のWBCでは本当にいろんなことがありましたが、その中でも特に印象に残ったのは、当時のエース(松坂)大輔の能力でした。試合前のブルペンで、また実際のゲームの中で、自分のピッチングフォームを微調整する力は、トッププレーヤーだけが持つ特徴。そんな大輔の能力の高さを感じる場面が随所に見られたことが印象的でした」
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ケガで戦線離脱した松坂にかけた言葉とは?
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