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プロ野球、開幕一軍なるか? 昨夏の甲子園を沸かせたスターたち

 3月29日、平成最後の開幕を迎えるプロ野球。今年は古巣に舞い戻った新監督から、昨夏甲子園を沸かせたルーキー、復活を誓うベテランや大改装を施した球場まで、話題は満載だ。秋に新元号で初の美酒を味わうのはどの球団か?

ロッテ藤原恭大はすでに井口監督から開幕1軍を明言された 撮影/渡辺秀之

昨夏の甲子園を沸かせたスターたちは開幕一軍なるか?


 開幕を2週間後に控え、大阪の某所では決起集会が行われていた。

 中学時代は共に大阪・枚方ボーイズに所属した藤原恭大(大阪桐蔭→ロッテ)、小園海斗(報徳学園→広島)の両親と支援者たちが集まり、2人の船出を祝い、開幕一軍に期待を膨らませていた。

 藤原の父で、中学時代の2人に厳しく野球指導していた史成さんは言った。

「キャンプから一軍でチャンスをいただいて、オープン戦にも使ってもらった。本当にいい球団に入ったと思います。開幕戦には大人数で応援に行きたい」

 小園の父で、整体師として息子の体のケアも行ってきた孝志さんは成長を温かく見守っている。

「もちろん、二軍で経験を積ませてもらうことも大事だと思いますが、本人は開幕一軍を目指している。親としてはそれを応援したい」

 昨秋のドラフト会議では、藤原と小園に加え、藤原と同じ大阪桐蔭の根尾(中日)の3人に、11球団の指名が集中し、金足農旋風を巻き起こした吉田輝星も、外れ1位で北海道日本ハムに。だが、100回大会を盛り上げた世代の中でも、開幕一軍の可能性を残すのは藤原と小園の2人だけだ。

 藤原は3月19日のオープン戦(西武戦)に途中出場、満塁の場面では、直球を左中間に運び、快足を飛ばして走者一掃の三塁打を放った。試合後、井口資仁監督は高卒ルーキーをこう評価した。

「満塁で回ってくるのは何かを“持ってる”証拠。左中間にうまく打って足の速さも見せてくれた」

 井口監督は藤原の開幕一軍を決断し、状態を見極めながら、開幕スタメンの可能性すらにおわせた。

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小園海斗も1軍内定で開幕から注目

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