女の涙で男は萎える
―[世界の[トンデモ研究論文]大集合]―
― 世界の[トンデモ研究論文]大集合(2) ―
「なぜだ?」という問いから研究は始まるのだろう。それがスタートだろうとは素人でもわかる。
だとしたら、「濡れた犬がブルブルと水をはじく振動周期は、ラブラドルレトリバーは4・3ヘルツ。小型犬ほど高速になる」という法則を見つけ出したアメリカ・ジョージア工科大学の研究者のそもそもの疑問はなんだったのだろう?
また、マウスに痛みを与え、高解像度カメラで表情を監視。「マウスも人間と同じ痛い顔をする」と、ネズミの苦痛顔の数々を公開したカナダ・マギル大学の教授ら。
苦しみを覚えると、目が細くなり、鼻や頬が膨らみ、耳の位置、ひげにも変化が生じるそうだが、発表された写真は、どこまでいってもかわいいネズミ。しかし、「動物にも表情はあるに違いない」というその疑問設定の素朴さが、“象牙の塔の住人”をぐっと身近なものにしてくれるのだ。
そう、一般の人にとって研究者は遠い存在。だからこそ、ときおりニュースになる、真面目なのに、身近で下世話な研究論文が話題となるわけで。

―[世界の[トンデモ研究論文]大集合]―
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