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ヤクザになった若者たちの理由。暴対法でがんじがらめの今、なぜ?

暴走族

ヤクザへの重要な人材供給源だった暴走族も全国的に減り続けている

若手獲得のためヤクザもホワイト化!?

 若者のリクルートは、組織の死活問題だが、ヤクザ業界に活路はあるのだろうか。前出の週刊誌ヤクザ担当記者は、長年の現場取材経験をもとに、こう分析する。 「ベテランのヤクザに言わせると、重要な“人材の供給源”だった暴走族も減って、生きのいい若者が入ってこないそうです。『入ってくんのはイッてるヤツか変人だよ』とよく嘆いてます。UFOが好きだからと、晴れた夜はいつも事務所の屋上に寝て、宇宙と交信してる若者とか、『仁義なき戦い』が大好きなヤクザマニアとか。  そんな状態でも組織を回すためにはどうすればよいかを考えた結果として、どこも会社組織のようにホワイト化を進めています。かつての組事務所は24時間体制が当たり前でしたが、今は9時に来て17時に帰宅してますよ。若手への暴力もかなりマイルドになっていますね」  若者は寄りつかず、高齢化も進み、法律でがんじがらめ。数年後には「ヤクザって昔いたよね」といわれる存在になっているのかもしれない。<取材・文/週刊SPA!編集部>
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