更新日:2019年05月02日 11:58
恋愛・結婚

なぜ「モテる男」のほうが結局、結婚生活もうまくいくのか?

 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。  令和最初の配信となりました。記念すべきこのタイミングに日刊SPA!の連載を読んでいただけることに感謝いたします。  今回は「男は結婚するためには、モテなければいけないのか?」ということをテーマに多くの男性が葛藤している、「モテる」ことと「結婚できる」ことはイコールなのかを深掘りしていきましょう。  

山本早織

 そもそも結婚相手は1人。本来は1人に出会えればいいのにもかかわらず、いろいろなところで「モテ論」を説かれ、モテることを学んで意味があるのかと感じたことはありませんか? しかし、実は男性にとって「モテたい」と感じることは本能であり、欲求であり、そして、結婚という観点でも、男性は「モテる」ことを意識したほうが1人に出会える確率が上がるのです。

「出会いに楽観的な男性」と「出会いに慎重な女性」

 モテたいと感じることは男性の本能。遺伝子がそうさせていると私の恋愛学では伝えています。  男性は自分の遺伝子をたくさん残したいと本能的に感じています。動物や虫の世界では、オスはメスを見ると発情し、メスがどのオスの遺伝子を受け入れるかを選択しています(虫や動物の世界にもさまざまあるので、必ずしもこの理論が正解とは限りませんが……)。  人間は考える力が発達し、理性があるため、そこまで本能的ではありませんが、男性がモテたいと感じることを本能とし、欲求としているのは、生物学的に当たり前のこと。そして、女性は1つしかない子宮にどの遺伝子を受け入れるかを考え、選択します。そのため、男性はできることならたくさんの人にモテたい。女性はとことん1人の人から愛されたいと感じるのです。  さらに忘れてはいけないのが、女性は1つしかない子宮を守るために、基本的に男性に対してネガティブ感情から入るということです。  例えば、あなたとA子さんが婚活パーティで出会い、連絡先を交換し、「今度、お食事に行きましょう」と約束をしました。LINEでやり取りをし、1週間後の夜に食事をする約束が決まりました。  さて、あなたは友人にその話をするときにどのように報告をしますか? きっと男性はこんなふうに友人に伝えるのではないでしょうか。 恋愛「この前、婚活パーティで出会ったコと、来週デートなんだよね」  一方、女性側はこう友人に伝えるのではないでしょうか。 「この前、婚活パーティで出会った人と、とりあえず一回ご飯してみる」  入口から捉え方が男女で違ってきます。このように女性が慎重な捉え方で、減点方式で男性を見るのは自分を守るためなのです。  そのため、男性は女性を安心させ、信頼関係を築く必要があります。そして、信頼関係を築くうえで重要な役割を果たしてくれるのは第三者の友人の存在です。人は当事者から聞く言葉よりも、第三者から聞く言葉のほうが素直に聞けることがありますよね。  ビジネスの面でも、自分で自分の商品が最高だというよりも、使ってくれたお客さんが「この商品、いいよ~」と言ってくれるほうが信頼できるのではないでしょうか。  恋愛でも、自分で一生懸命自分アピールをするよりも、第三者と連携が取れるほうが女性との信頼関係が早く築けます。その点で考えると女性からモテるだけなく、「男性からモテる男性」は有利なのです。
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1人の結婚相手と出会うためには…
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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