更新日:2019年05月13日 19:39
デジタル

「買いたい/買ってはいけない 4K・8K・有機ELテレビ」プロが選んだワースト1位は…

 有休取得義務化でレジャーにも行きたいし、消費増税を前に家電の駆け込み購入もしておきたい。そんな今、各界のプロが自腹でも買いたい/買ってよかったものと、買ってはいけないものを厳選。これを参考に、今夏の消費活動のコスパを少しでも高めよう!
4Kテレビ

【アイリスオーヤマ LUCA LT-65A620】

狙い目は新興メーカー製品。国内大手より価格は安いが性能差はほとんどない!?

 東京五輪の前に買い替えを検討している人が多いといわれているテレビ。売り場には各メーカーの4Kや有機ELが並ぶが、どの製品を買えばいいか迷ってしまう。 「有機ELテレビは、各社の最新モデルが出揃う今年の下半期まで待ったほうがいい。今買うなら種類も増え、価格も下がってきた4Kテレビのほうがオススメです」

プロが選ぶテレビBEST

1位 アイリスオーヤマ LUCA LT-65A620 実勢価格13万8920円 ’18年11月に発売されたメーカー初の黒物家電。ホームセンターなどで販売されているのが同社らしいが、人気が高く品薄気味とも 2位 ハイセンス 43A6800 実勢価格6万7092円 ’18年11月発売。衛星放送チューナー内蔵のスマートテレビで、東芝REGZAにあった映像処理機能「レグザエンジンneo」を搭載 3位 三菱電機 REAL LCD-A40XS1000 実勢価格14万725円 ’18年10月発売。画面下両端に配置された「DIATONE NCV スピーカー」の音質は各メーカーの4Kテレビのなかでも最高水準 4位 LG 60UK6200PJA 実勢価格10万9840円 ’18年11月発売。性能的には国産大手メーカーと比べても見劣りしないが、同型サイズの他社モデルより価格が安く設定されている =========  そう説明するのは、テレビに詳しいデジモノライターの板倉正道氏。2位に中国メーカーであるハイセンス製品がランクインしたのは、納得の理由だった。 「同社は、東芝のテレビ事業部の身売り先なんです。中身はまんまREGZAと言っていいほど。2位は私が今、実際に使っていますが、画質も音響も本当にキレイです。これでサイズも性能もほぼ同じ東芝製より安いんだから、買わない手はない。ワースト2位を『REGZA 43M520X』にしたのもそうした理由からです」  そんな板倉氏が1位に推すのは、またしても大手メーカーではなくアイリスオーヤマの「LUCALT-65A620」だ。 「ホームセンター家電のメーカーですが、今やどの製品も品質は大手メーカー並み。こちらも4Kテレビには元東芝の技術者が携わったといわれ、REGZA並みの品質です。ネット対応はしていませんがHDMIが4端子、USBも2端子あるので問題なし。次に買うならこれを買いたいですね」  3位の三菱電機「REAL LCDeA40XS1000」は音、4位のLG「60UK6200PJA」は画質が理由。 「音にこだわる人はスピーカーを別に購入しますが、この三菱のテレビはその必要がないほど音がいい。LGは画面用のパネルを他社に卸しており、画質についてはナンバーワンのメーカー。色が鮮やかなのでシネマ用に最適です」
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プロが選ぶワースト1位は?
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表紙の人/ 福山雅治

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