素人童貞37歳「彼女はいらない、プロの女でいい」は本心か?
女性経験がない男性を指す「童貞」だが、実際には定期的に風俗店を利用する人もいる。そんなプロ(風俗嬢)の女性としか経験がない者を素人童貞を呼ぶ。
地方公務員として働く江原裕信さん(仮名・37歳)も、一般女性との経験がゼロの素人童貞のひとり。ただし、これまで彼女がまったくいなかったわけではない。
「23~25歳のころ、真剣にお付き合いしている女性がいましたが、『身体の関係は結婚してから』と言って許してくれませんでした。彼女のことは大切にしていたので強引に迫るようなマネはしなかったですけど、このお預けは本当にキツかったですね」
それで仕方なく性欲を自分で処理していたそうだが、彼女は江原さんが成人向けサイトや成人誌を見ていることを知って激怒。自宅に来るたびにベッドの下や押し入れをチェックするため、処分せざるを得なかったという。
「初めての彼女で捨てられるのが怖かったから言う通りにしたんです。自慰行為そのものを彼女は嫌がってこっちも我慢していたわけですけど、若くて性欲は有り余っていますから夢の中で果てちゃうわけです。ただ、彼女が私に隠れて男友達と遊んでいたり、元カレと会っていることを知り、言いつけを守っていることがバカらしくなった。だったらこっちも風俗に行っちゃおうと。まあ、完全に勢いですけどね」
相手の年上女性に童貞であることを打ち明けると、優しくリードしてくれたそうで「夢のような時間だった」と話す。
「こんな世界があるんだなと感動しました。彼女だってこっそり遊んでいたみたいだし、向こうに操(みさお)を立てる義理がないと思い、別れてしまったんです」
それから約12年、今日に至るまで恋人がいない状態が続いている。
「風俗に行き始めてから思ったんですけど、別に彼女がいなくてもいいかなって。だって相手に気を使わなきゃいけないし、ストレスだって溜まります。ああいう彼女だったからというのもあるかもしれないけど、恋人という存在自体が面倒だと感じてしまったんです」
別れてからしばらくの間は、月2~3回のハイペースで風俗に通っていた江原さん。ただし、次第に現在の1~2か月に一度の利用に落ち着いたとか。
「一応独身だし、無駄遣いもしていないのでお金はありますが、将来に備えて少し節約しようと思って。私自身、前ほどがっついてもいませんし、今くらいのペースでちょうどいい。性欲が薄れてきたわけじゃないですけど、自分で処理してそれなり満足できているというのもあります(笑)」
ただし、仕事は結婚相手として女性から大人気の公務員。そのせいか、世話好きの叔母はしきりにお見合いするように薦めてくるそうだ。
初彼女から身体の関係のお預けを食らった…
プロがいるから彼女がいなくても構わない
1
2
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ