恋愛・結婚

「女性とのコミュニケーションが続かない男」はなにを間違っているのか?

 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。  今回の10連休、私自身の元にご相談のお問い合わせが20件ほどあり、多い日で1日5件のコンサルをさせていただきました。その際、特に話題にあがることが多かった「女性とのデートでのコミュニケーション」に関して今回はお伝えさせていただきます。

山本早織

 男性が女性とコミュニケーションをするために心がけていることの中に「共感」があります。「男性は結論型、女性は共感型」というのは多くの人が認識していることのようですが、「女性は共感すればOK」ということが知られすぎているため、男性側は「これだけ共感を意識してコミュニケーションをしているのにお付き合いするまでいかないのはなぜだ?」という壁に当たっているようです。

爽やかな好青年なのになぜかデートが続かない…

 今年の2月にご相談に来てくださったダイゴさん(仮名・36歳)も同じようなことで悩んでおりました。ネットからお問い合わせいただき、初めてお会いしたのは渋谷にあるホテルのラウンジ。爽やかな好青年で恋愛に悩んでいる感じには見えない方でした。  ご挨拶のあとに「モテそうですね」と言ったことに対して、「それが思うようにモテず……(照笑)、女性との出会いは積極的に頑張っているのですが、29歳のときに付き合った女性と3年間、付き合って別れたあとから彼女ができていないんです。アプリやパーティにも行って、マッチングはするのですが、デートが続きません。どうすればいいでしょうか?」  こうご相談をいただいたため、私からは「女性とお話をする際、どのようなことに気をつけているのか」を聞いてみました。
デート

※写真はイメージです(以下、同)

「できるだけ相手の話を聞くことを心がけています。また、共感は忘れないようにしています」  その回答を聞いたとき、とても優しい雰囲気を持ちながらも、女性側に恋愛感情が生まれない理由が私にはなんとなく理解できました。  30歳を越えると、男女ともに自分自身の生き方や価値観ができてきます。そのため、自分自身に自信を持てている女性に対しては共感だけでは、「自分に共感してくれるいい人」で終わってしまうのです。  そもそも「共感」とは誰にされるのか?というのもとても大切です。若い頃は、「誰に」よりも、「できるだけ多くの人」が共感してくれることに安心感を覚えるでしょう。しかし、自分の価値観をしっかりと持つ女性は「多くの人からの共感」よりも「自分が共感されたら嬉しい人からの共感」こそ心に刺さるのです。  ということは、ダイゴさん自身が、お相手の女性から「この人に共感されたい」と思われる対象にならないと、いくら共感を頑張っても効果がありません。
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共感だけではなく…
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