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芦田愛菜の大人コメントに絶賛の嵐…14年の早熟史と、意外な将来の夢

2013年『パシフィック・リム』:世界的な映画監督も大絶賛

 子役として確固たる地位を築いていた芦田。2013年には映画『パシフィック・リム』に出演し、ハリウッドデビューを果たしたことで、世界で活躍する女優の一人となった。  その優れた演技力は、世界的な映画監督であるギレルモ・デル・トロも認めるところだったようで、記者会見のなかで「愛菜ちゃんは天才」と太鼓判を押すほどだった。  またデル・トロは、「本当は50歳なんじゃないかと思っている」と、昭和生まれ説を裏付けるようなコメントも残している。芦田の、何事にも物怖じしない精神力は、ハリウッド映画の撮影現場でも発揮されていたようだ。

2016~2017年:人気女優でありながら、学業も優秀

 女優として引っ張りだこだった芦田だが、一方で学業にも邁進。2016年夏には芸能活動をセーブし、大手の中学受験予備校に通って、受験勉強に全力を傾けていたという。  幼少期から女優業を続けてきた芦田の、生まれ持った能力と現場で培われた集中力は相当なもののようで、1日12時間もの猛勉強に勤しんでいた時期もあるとのこと。勉学で身に付けた知識は、テレビ番組などでの受け答えにも活かされているのではないだろうか。  こうした努力の甲斐もあり芦田は、都内超難関中学に複数合格。そのなかから、芸能活動もできる慶応義塾中等部を選び、現在もこの名門中学に通学しながら、並行して芸能活動を続けているようだ。

これから:将来の夢は“令和の大女優”…ではなく病理医!?

 すでに相当“オトナっぽい”芦田は、はたしてどのような大人になっていくのだろうか。2017年に出演したテレビ番組では、医学系の道に進みたいと将来の展望を語り、なかでも、人の細胞や組織を顕微鏡などを用いて観察し、病気の診断をする「病理医」になることが夢であると明かした。  ただし、それ以前には「薬剤師」や「新薬を開発する科学者」を将来の夢として挙げたこともあり、その未来像は、まだ確固としたものではないようだ。また、2018年に「自分が40歳になったときにどうなっていたいか」と問われた際には、「女優はやらせていただけていたらうれしいですね」と発言し、役者という仕事へのこだわりを覗かせたこともあった。  ――芦田愛菜のこれまでの人生と、これからについての発言をご紹介してきたが、いかがだっただろうか。女優としても、学業でも優秀な彼女が、どのように成長し、どのような道を選ぶのか。彼女のこれからに注目して、見守っていきたい。<文/後藤拓也(A4studio)>
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