更新日:2019年06月18日 23:20
仕事

28歳・元自衛官が民間企業に転職したら後悔の嵐だった理由

悩んだが今の会社で働き続けることを選択

 現在、自衛官の採用上限年齢は従来の26歳から32歳に引き上げられ、元自衛官が出戻るケースもあるとのこと。池本さんも考えたそうだが、今の会社で働き続けることを選んだ。 「自衛官って幹部を除くと定年が早いんですよ。役職で異なりますが、自分みたいに高卒で入った隊員だと大体53~54歳。定年の年齢が引き上げになりましたが、1年程度なのであまり意味がありません。退職金や年金が手厚いとはいえ、遊んで暮らせるほどではなく現実には再就職する人が多い。  けど、50代半ばで民間で働くのも辛いじゃないですか。その点、今の会社は65歳まで働くことができる。仕事はハードですが個人の業績をちゃんと評価してくれますし、そこは自衛隊にはない利点かも」  どちらの仕事にもメリット、デメリットは存在するもの。辞めてしまった以上、今の会社で働き続けるか転職するか、そのいずれかしか選択肢はないのだ。<TEXT/トシタカマサ> ― シリーズ・辞めなきゃよかった ―
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
1
2
おすすめ記事