28歳・元自衛官が民間企業に転職したら後悔の嵐だった理由
―[辞めなきゃよかった]―
今どき転職は珍しいことではないが、なかには仕事を辞めたことを後悔する人も多い。
食品加工用の機器を製造するメーカーに勤めて4年になる池本純平さん(仮名・32歳)も「転職が間違いだったのでは?」と感じることがあるという。
28歳で自衛官から営業マンに
サラリーマンの生活は楽しいけど、貯金ができない
「お金を使うわけですから貯金も全然できません。給料だけでは足りずに自衛官時代の貯金を切り崩していました。今はさすがに自制していますが、転職してからの1年で溶かした貯金は150万円。一気に使ったわけではなく、毎日少しづつ飲み代や遊び代に消えていったお金なので、これだけの額を使っていたことに愕然としました。自衛官を続けていたら避けられた出費でしたからね」
また、仕事についても自衛隊のほうがよかったと感じているという。
「企業だと上司からの大まかな指示などはありますが、基本的には自分で判断して動かなければいけません。ずっと民間で働いていた方にとっては当たり前のことでしょうけど、自衛官は上官の命令に従うのが絶対。自分で考えて動くことは許されなかったため、その違いには今でも戸惑うことがあります。
正直、自衛隊は言われたことさえ守ればいいので、体力的にはキツい任務もありましたけど、営業の仕事のように神経をすり減らすことはなかった。個人によって向き不向きはあるかもしれませんが、私にとっては自衛隊のほうが仕事はラクでしたね」
1
2
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
「怖がりすぎた」資産5億円あっても“幸せではなかった”老後。80歳男性が最期に残した後悔
「日本人同士は助け合いが必要だ」――46歳のバツイチおじさんは美女を魔の手から救い出そうとした 〈第6話〉
「世界一周花嫁探し? 調子に乗るなよ。奥さんの気持ちも考えろ」――46歳のバツイチおじさんは故郷で親友に説教された 〈第5話〉
「歯を治し、予防注射と保険も完璧」――46歳のバツイチおじさんは最強のボディを手に入れた 〈第4話〉
「整理しても、妻への未練は捨てきれず」――46歳のバツイチおじさんは助っ人を呼ぶことにした 〈第3話〉
手取り15万円、ブラック職場…半年以内に1割が辞める「定年自衛官」のキツすぎる再就職事情
「汚れた東京湾を8キロ泳いだ」防衛大卒の女性が語る学生生活。学内の“恋愛事情”も
「即応予備自衛官」の待遇改善は進んだのか?給与の支払いまで半年かかった例も…
28歳・元自衛官が民間企業に転職したら後悔の嵐だった理由
現役自衛官はなぜ勲章をつけていないのか?海外軍人と大違いの実情
「何を言われても凹まない」元No.1キャバ嬢が知識ゼロから日本酒造りに挑戦。蔵元を動かした“常識のなさ”という武器
元No.1キャバ嬢が日本酒で世界へ。未経験から結果を生み出す“人から応援される力”
「くっせえ」遺族の前で言う業者を見て。アイスクリーム屋だった男性が、本気で特殊清掃業と向き合うようになるまで
銀座ホステスが明かす意外な過去。家ナシ職ナシ貯金ナシ、日払いバイトで食いつないだ日々と“幸せな離婚”
「定年まで安泰」は幻想だった…落ちぶれ企業に残る50代を待つ“過酷すぎる”現実
この記者は、他にもこんな記事を書いています





